Myゴルフダイジェスト

  • ホーム
  • ギア
  • 【ギア選びのウソホント】Vol.139 ヘッドスピードが8m/s違ってもフレックスは同じ!?

【ギア選びのウソホント】Vol.139 ヘッドスピードが8m/s違ってもフレックスは同じ!?

「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説!

前回のお話はこちら

ヘッドスピード(以下・HS)だけではフレックスが決まらないという話をしましたが、「ほんと?」と思われる読者もいると思うので具体例を挙げたいと思います。

ドライバーの平均飛距離が320Yを超すローリー・マキロイ。HSは約54m/sと言われていますが、使用シャフトは『ベンタス ブラック』の「X」です。実は同じ『ベンタス ブラック』の「X」シャフトを使用している国内女子プロがいます。今年のフジサンケイレディスで優勝した神谷そらプロです。女子では飛ばし屋ですが、それでも平均飛距離は260Y弱で、HSは約46m/sです。HSが約8m/sも違うのに同じ「X」フレックスが自分のスウィングに合っていて、最大飛距離を得ています。

また、世界ドラコンチャンプのジャスティン・ジェームズという選手がいます。彼は430Y超えを連発する世界屈指の飛ばし屋で、そのヘッドスピードは驚異の約65m/s。そんな彼のシャフトも「X」です。彼にとって「X」は軟らかいシャフトで、しなりを利用して最大飛距離を出しています。ドラコンプロが、自身にとって軟らかいシャフトを好んで利用するのはしなりで飛ばしたいからで、HSが速いから「X」が合うということではないのです。

堀越良和

ほりこしよしかず。週刊ゴルフダイジェストで試打レビューを続けて約四半世紀の「キング・オブ・試打」

週刊ゴルフダイジェスト2023年6月20日号より

こちらもチェック!