Myゴルフダイジェスト

【なんでもランキング】Vol.53 1年の半分はクローズ。”日本最北のコース”はどこ?

ゴルフにまつわる様々なデータや記録をランキング形式で紹介する本連載。今回は、日本の最北コーストップ10をご紹介!

最北のコースには鹿やキタキツネなど動物たちが当たり前のように往来する(PHOTO/Takanori Miki)

前回のランキングはこちら

当然のことながら、すべて北海道になるが、なかでも日本最北の街、稚内市に上位2コースがある。まずは国内最北のゴルフ場「ノースバレーCC」。1992年に開場し、今年で30周年を迎えた。エゾ松や白樺などの樹々でセパレートされ、北海道らしさを存分に満喫できる林間風の18ホールだ。今シーズンは11月13日に営業を終了し、来年の春まで冬季クローズに入っている。

稚内にあるもうひとつのゴルフ場が稚内CC。戦後も稚内に駐留していた米軍から、軍のレクリエーション施設としてゴルフ場が欲しいという申し入れがあり、もともとゴルフ場新設の動きもあったことから、米軍の資金援助をもとに1964年に12ホールで開場、5年後に18ホールとなった。稚内空港に隣接する丘陵地にあり、空港からクラブハウスまで車でわずか2分。コース内には立ち木が少なく、障害物もほとんどない。日本海やオホーツク海から時に強い風が吹き付けるさまは、本場リンクスそのもの。そのため「日本のセントアンドリュース」と称されることもある。上位の多くがオホーツク海岸沿岸近くにあるが、北海道のほぼ中央、旭川近郊のコースもランクインしている。

<日本の最北コースランキング>

週刊ゴルフダイジェスト2022年11月29日号より