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今週開催の「ダイヤモンドカップ」。もともとは「ダンロップトーナメント」だった?

5月13日から相模原GC東コースで「アジアパシフィックダイヤモンドカップゴルフ」が開催されるが、この大会は1969年に「ダンロップトーナメント」としてスタートした。

1977年に三菱自動車が
主催者に加わり大会名が変更

1969年、大阪府・箕面GCで行われた「第1回ダンロップトーナメント」。第5回からは千葉県に舞台を移し鶴舞CC、翌年は姉ヶ崎CCで開かれたあと、75年の第7回と76年の第8回は石川県の能登CCで開催された。そして翌77年に三菱自動車が主催者に加わったことで「三菱ギャラントーナメント」へと生まれ変わり、3年連続、能登CCが舞台となった。

記念すべき第1回大会を制したのは台湾出身の許勝三(キョ・ショウサン)。67年にアマでフィリピンオープンを制した35歳で、当時の週刊ゴルフダイジェストには「派手さはないがスウィングは母国・台湾でも折り紙つきの許勝三。それがやっと実って日本での初タイトル」とある。優勝賞金は600万円。さらに日本車として初の角形四灯ヘッドライトを採用し、国産車離れしたルックスで当時人気を博していたギャラン・ラムダ2000スーパーツーリングが副賞として贈られた。歴代優勝者には青木功、中嶋常幸、尾崎将司らが名を連ねるが、1999年に「三菱自動車トーナメント」に。2年後には三菱自動車を含む三菱グループが主催となり、グループのシンボルであるスリーダイヤにちなんで「ダイヤモンドカップトーナメント」となるも、2009年を最後に三菱グループが主催者から撤退。2014年から「アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップゴルフ」となっている。勝者は日本ツアーだけでなくアジアツアーのシード権も得られ、2019年からは全英オープンの出場権も与えられている。昨年は中止となってしまったが、日本勢ですでに今年の全英出場権を獲得しているのは松山英樹、金谷拓実、今平周吾、稲森佑貴の4人。5人目に名乗りを上げるのは?

第1回三菱ギャラントーナメントで優勝したのは台湾・淡水出身の許勝三。1967年にはアマチュアでフィリピンオープンを制し、83年には全米オープンにも出場した

週刊ゴルフダイジェスト2021年5月25日号より