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【ゴルヨガ】Vol.78 胸を大きく開いた「女神のポーズ」でアドレスの姿勢改善!

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、両ひじを開いた状態で腰を落とすことで、姿勢改善にも効果的なポーズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Yurie Atsumi(ゴルル)

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  • トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、片脚を前に出しながら体を捻る動きで捻転力を高められるポーズを教えてもらった。 TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Mako Izumi(ゴルル) >>前回のメニューはこちら ……


メニューNo.78

「女神のポーズ」で
丸まった背中を真っすぐに


今回はヨガの「女神のポーズ」をアレンジしたメニューを紹介します。女神のポーズは下半身強化に効果的ですが、ゴルファー向けは上半身重視です。骨盤を立てて胸を開き、肩甲骨周りと背中全体に刺激を入れます。

ポイントは腰をしっかり落として骨盤を立てることと、胸を大きく開いて肩甲骨を寄せること。そうすると丸まった背中が真っすぐ伸び、アドレスの姿勢が良くなります。スウィングの動きもスムーズになります。


Pose 1
両ひじ・両ひざを曲げる「女神のポーズ」

両足を肩幅よりも大きく開き、両ひじを曲げて両腕を左右に広げた姿勢でスタート。そこから腰を落として骨盤を立て、ひじを肩の高さまで上げ、手のひらを正面に向けて胸を開きます。1呼吸(2~3秒)で胸を開き、2呼吸キープし、1呼吸で元に戻ります。それを5回繰り返します。(4呼吸×5回)

Pose 2
「女神のポーズ」から両ひじを開閉

ポーズ1で胸を開いた状態(女神のポーズ)から、一定のテンポで胸を開閉させるバーションです。開いた状態で2呼吸キープしたら1呼吸で閉じ(写真2)、再び開いた状態で2呼吸キープ。それを5回繰り返します。胸を開いたとき、肩甲骨をしっかり寄せるのがポイントです。(5呼吸×5回)

●どんな効果が?
胸を開くと肩甲骨が体の真ん中に寄り、周辺の筋肉に刺激が入ります。腰から上の背中全体にも刺激が入り、骨盤を立てた状態で上半身の姿勢を維持する筋力が身につきます

●スウィングのココが改善!
骨盤を立てた状態で胸を開くと猫背予防や肩こり、腰痛防止など、体の姿勢を整える効果があります。姿勢が良くなるとスウィングの動きがスムーズになり、ショットの再現性が格段にアップします

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2025年12月2日号より