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【ゴルヨガ】vol.76 わき腹の硬さをほぐして深い捻転を手に入れる!「片脚開脚の側屈ポーズ」

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、わき腹の柔軟性を高め、捻転不足を解消するポーズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Kanako Mizutani(ゴルル)

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メニューNo.76

わき腹を伸ばして捻転力アップ
「片脚開脚の側屈ポーズ」


ゴルフは前傾姿勢をキープしながら側屈して上半身と下半身の捻転差を作り、ねじり戻しの力を使ってボールを打ちます。ですが、わき腹が硬いと上半身をしっかりねじることができません。今回はわき腹からわきの下にかけて体の側面全体を伸ばすポーズを紹介します。

大事なポイントは胸とおへそを正面に向けたまま体の側面を伸ばすことと、腕のポジションを耳の横にキープすること。左右均等に伸ばせると理想的です。


Pose 1
左脚を大きく開いて左に側屈

マットに座って左脚を大きく開き、右ひざを曲げ、右足を内股につけた姿勢でスタート。そこから両腕を広げて上半身を左に傾けます。そして右腕を左サイドへ伸ばして側屈します。1呼吸(2~3秒)で側屈し、2~3呼吸キープし、1呼吸で元に戻ります。それを3回繰り返します。(4~5呼吸×3回)

Pose 2
右脚を大きく開いて右に側屈

ポーズ1と2は左右対称のポーズになります。こちらは右脚を大きく開き、左ひざを曲げた姿勢でスタート。そこから両腕を広げて上半身を右に傾け、右サイドに側屈します。胸とおへそは正面に向けたまま、2~3呼吸キープを3回繰り返します。左右差がある場合は、硬いほうを重点的に行ってください。(4~5呼吸×3回)

●どんな効果が?
わき腹からわきの下にかけて体の側面全体が伸び、柔軟性がアップします。また、片ひざを伸ばしたまま上半身を左右に傾けることで太もも裏にも効果的な刺激が入ります

●スウィングのココが改善!
両サイドに側屈することでわき腹の硬さがほぐれ、柔軟性が上がり、捻転不足を解消できます。テークバックが深くなり、フォローも大きくなります。捻転差が大きくなると飛距離アップが期待できます

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2025年11月18日号より