【ゴルヨガ】vol.75 前傾キープに効果的!「片脚開脚の前屈ポーズ」で股関節の柔軟性アップ
らくらくゴルヨガ
トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、股関節の柔軟性を高め、スムーズな体重移動ができるようになるポーズを教えてもらった。
TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Mako Izumi(ゴルル)

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- トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、バランス力を高め、スウィングの再現性を向上するポーズを教えてもらった。 TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Kanako Mizutani(ゴルル) >>前回のメニューはこちら ……
メニューNo.75
股関節の柔軟性アップ
「片脚開脚の前屈ポーズ」
今回は片ひざを曲げて片脚を大きく開き、前屈するポーズを紹介します。ポーズ1と2は左右対称の動きになります。両方行うことで左右のバランスが整います。
体が硬い人は、両ひじをマットに付けるのは難しいと思います。その場合、可能な範囲で体を前に倒せばOKです。その際、上体が多少斜めになったり、お尻が軽く浮いたりするのは問題ありませんが、開脚したほうのひざが曲がらないように注意して行ってください。
Pose 1
左脚を大きく開いて前屈
マットに座って左脚を大きく開き、右ひざを曲げた姿勢でスタート。そこから上半身をゆっくり前傾させます。両ひじがマットに付くのが理想ですが、無理なら可能な範囲でOKです。1呼吸(2~3秒)で前屈し、そのまま3呼吸キープし、1呼吸で元に戻ります。それを3回繰り返します。(5呼吸×3回)
Pose 2
右脚を大きく開いて前屈
ポーズ1と2は左右対称のポーズです。マットに座って右脚を大きく開き、左ひざを曲げて左足を内股に付けた姿勢でスタート。そこから上半身をゆっくり前傾させて3呼吸キープを3回繰り返します。左右差がある場合は、硬いほうを重点的に行うなど、自分なりにアレンジを加えてください。(5呼吸×3回)
●どんな効果が?
内転筋(太ももの内側にある筋肉群)ともも裏に効果的な刺激が入ります。お尻と腰の筋肉も伸びますから、下半身全体の柔軟性アップとパワーアップが期待できます
●スウィングのココが改善!
左右の内転筋が伸びるので股関節の柔軟性がアップし、アドレスからインパクトまで前傾姿勢がキープできるようになります。骨盤の回転がスムーズになり、リズミカルな体重移動が行えます

解説/斎藤大介
柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中
週刊ゴルフダイジェスト2025年11月11日号より


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