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【ゴルヨガ】Vol.37 深い捻転で飛距離アップ! 片足を持って「上半身ツイスト」

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、片足を持って上半身を回すことで捻転力をアップできるポーズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Kanako Mizutani(ゴルル)

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メニューNo.37

座り姿勢からの
上半身ツイスト


下半身を止めた状態で上半身を回す動きを繰り返すポージングは、スウィングの可動域を広げ、再現性を高めるのにとても効果的です。今回は片手で片足を持って上半身を回すツイストポーズを紹介します。

ポーズ1と2は左右対称の動きです。ポーズ1は右打ちの人のフォロー側の動き、ポーズ2はテークバック側の動きを強化できます。両方行うことでスウィング全体が大きくなり、飛距離アップにつながります。


Pose 1
右手で左足を持って上半身を左に回す

ひざを立てて座った姿勢でスタート。まず左足を上げて右手で持ちます。そして左手を後方に伸ばします。左手が時計の針の3時、右手が9時になるのが理想的です。1呼吸(2~3秒)で左手を伸ばし、1呼吸キープし、1呼吸で2の姿勢に戻ります。それを5回繰り返します(3呼吸×5回)

Pose 2
左手で右足を持って上半身を右に回す

ポーズ1と同じ姿勢でスタート。今度は右足を上げて左手で持ちます。このとき、ひざは多少曲がっても問題ありません。こちらも左手が時計の針の3時、右手が9時になると理想的です。お尻と片足でバランスが取れない場合、片足を少し外側へ開くとバランスが保ちやすくなります(3呼吸×5回)

●どんな効果が?
お腹の力を使って上半身を回す感覚が身につきます。肩甲骨周りの筋肉にも刺激が入ります。もも裏とふくらはぎの筋肉が伸びますから、下半身の安定感もアップします

●スウィングのココが改善!
上半身を自分の力で回す動きが身につきますから、テークバック側の捻転力とフォロー側の回転力がアップします。そうすると上半身の可動域が広がるため、飛距離アップにもつながります

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2025年1月28日号より