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【ゴルヨガ】Vol.23「A」と「W」のポーズで肩甲骨を満遍なく刺激

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、肩甲骨を動かして、アドレスの姿勢がよくなるポーズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Tsukasa Kobayashi MODEL/Kanako Mizutani(ゴルル)

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メニューNo.23

うつ伏せに寝て
「A&Wポーズ」


背中が丸まっていることが原因で正しいアドレスの姿勢が作れないアマチュアは、ものすごく多いです。その症状を改善するには、肩甲骨周辺の細かい筋肉に刺激を与え、柔軟性が高い状態をキープしておく必要があります。

ゴルフはテークバックとトップで肩甲骨のポジションが変わるので、いろいろな角度から刺激を入れるのが効果的です。手のひらの向きを変えることで、刺激の入れ方に変化をつけることができます。


Pose 1
うつ伏せに寝て「Aポーズ」

うつ伏せに寝た姿勢でスタート。腹筋に力を入れ、みぞおちから上を浮かせます。両手は斜め後方に伸ばし、親指を上に向け、手のひらを外側に向けます。その姿勢を10秒キープしたら、脱力して1~2呼吸休みます。10秒キープの間も呼吸は続けます。それを5セット行います。(10秒×5回)

Pose 2
うつ伏せに寝て「Wポーズ」

ポーズ1と同じ姿勢でスタート。腹筋に力を入れ、みぞおちから上を浮かせるのは同じですが、手の向きが変わります。両ひじを曲げ、親指を上に向け、手のひらを内側に向けます。すると肩甲骨が内側に寄って下がります。10秒キープしたら脱力して休み、それを5セット行います。(10秒×5回)

●どんな効果が?
肩甲骨周りにいろいろな角度から細やかな刺激を入れることができます。また、肩甲骨から腰まで背中全体にも刺激が与えられ、上半身の背面全体のパワーが付きます

●スウィングのココが改善!
猫背を解消し、胸を張ってアドレスできるようになります。アドレスの姿勢がよくなると、スウィングの際に力が出せますから、ヘッドスピードがアップして、スウィングの再現性も高まります

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2024年10月15日号より