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【らくトレ】Vol.131 “ボールタッチ”エクササイズで股関節の柔軟性をアップ!

渋野日向子の専属トレーナー・斎藤大介氏がゴルファーにおすすめのトレーニング&ストレッチメニューを紹介する「らくトレ・ゆるスト」。今回は、ゴルフボールを使ってできるストレッチメニューを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui MODEL/Rinako Kurokawa(GOLULU)

前回のメニューはこちら

メニューNo.131

「ボールタッチ」で股関節の柔軟性UP


今回はゴルフボールを4個使って体の柔軟性を高めるエクササイズを紹介します。エクササイズ1はボールを横に並べて左手と右手で交互に触ります。右足一本で立っているときは、右側2個のボールを左手でタッチし、左側2個のボールを右手でタッチします。そうすると左手タッチのときは股関節が内側にねじれ、右手タッチのときは股関節が開きます。この2種類の動きを使い分けます。4個のボールを3回ずつタッチしたら、今度は左足一本で立ち、左右の手を入れ替えて3回ずつタッチします。1日2セット行うのが理想ですが、かなりキツイ動きですので2日に1回のペースでOKです。

エクササイズ2はボールを縦に並べます。こちらは左足一本で立っているときは右手でタッチ、右足一本で立っているときは左手でタッチします。手前から奥のボールを3回ずつタッチするのが1セットで、1日2セットを2日に1回のペースで行います。


Exercise 1
横に並べた4個のボールをタッチ(3回×2セット)

ゴルフボールを横に4個並べ、その真ん中に片足立ちした姿勢でスタート。右足立ちの際は右側2つのボールを左手でタッチし、左側2つのボールを右手でタッチします。最初はタッチできなくてもOK。バランスを崩さず、どこまで沈み込めるか試してみましょう

Exercise 2
縦に並べた4個のボールをタッチ(3回×2セット)

ゴルフボールを縦に4個並べ、その正面に片足立ちした姿勢でスタート。左足立ちの際は右手で手前から奥のボールを順番にタッチします。右足立ちの際は左手で手前から奥のボールを順番にタッチします。4個のボールを3回ずつタッチするのが1セットです

ここに効く!
股関節を左右に開閉したり、前後に折り曲げたりするトレーニングになります。片足立ちでバランス力アップにも高い効果があります

どんな効果が?
股関節から折り曲げる動きが身につき、前傾姿勢がキープできます。前傾姿勢の安定感が増し、力強いインパクトが手に入ります

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から渋野日向子の専属トレーナーとして活動中。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2022年10月18日号より