【ゴルファーの“痛み”部位別対処法】#5「ひじ・手首」の痛みを解消する3つのメニュー
ゴルフを長く続けている人ほど、そして年齢を重ねるほど、ついて回るのが体の痛み。そこで、渋野日向子の専属トレーナーとして活躍する斎藤大介氏に、痛みの部位別の対処法を教えてもらった。今回は「ひじ・手首」の痛みを解消するメニューをご紹介。
TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Tsukasa Kobayashi MODEL/Nanoka Hagiwara(Golulu)
●CONTENTS●
導入編 痛みは「動かしながら」治す
#1 「腰」の痛み
#2 「肩」の痛み
#3 「背中」の痛み
#4 「股関節」の痛み
#5 「ひじ・手首」の痛み
#6 「ひざ・足首」の痛み
「ひじ・手首の痛み」への対処法:
前腕や指をしっかり伸ばす
ゴルフでひじが痛むのは技術的な問題も大きい。右打ちで左ひじが痛む人はスウィングを見直す必要もあると斎藤氏。そのうえで痛みを緩和するには、ひじと手首の間の前腕の筋肉をほぐすストレッチがおすすめ。
MENU 1 前腕伸ばし
ひじだけが痛くて手首が痛くなければ、片手の指先をもう片方の手で手前に引き寄せるようにし前腕を伸ばす。手のひらを壁に押しつけて伸ばしてもOK
MENU 2 指ストレッチ
手首の痛みには指先を体のほうに向けて手のひらを床につけ、片方の手で指を1本ずつ持ち上げるストレッチが効果的。指は数センチ浮かせるだけでいい
MENU 3 前腕マッサージ
ひじと手首の痛みで手っ取り早いのは、ひじと手首の間の筋肉を直接マッサージすること。前腕のハリをほぐすことで、どちらの痛みも緩和する効果がある。つかみながらほぐす
解説/斎藤大介
柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から渋野日向子の専属トレーナーとして活動中。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中
週刊ゴルフダイジェスト2022年3月8日号より