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たくさんラウンドする人は保険料がお得に!? 大会名にもなったあの保険商品の仕組みが気になる

西村優菜が最終日に大まくりして3勝目をあげた先々週のJLPGAツアー、大会名が「住友生命Vitalityレディス東海クラシック」となっていたのをご記憶だろうか。

住友生命Vitalityとは? と気になった人もいるだろう。じつはコレ、ゴルフを含む、健康増進に関する取り組みを評価して毎年保険料が変動する新しい保険商品の認知度の向上を狙ったものだったようだ。

「当社では2018年7月に“住友生命「Vtality」”という商品を発売しています。これは健康増進型保険というジャンルに属するもので、毎年きちんと健康診断を受けているか、毎日散歩やジョギングなどで何歩歩いているかなど、日々の健康増進につながる取り組みや運動をポイント化し、その獲得ポイントの合計によって翌年の保険料が割り引かれるなど、掛け金が変動する仕組みになっています」(同社広報担当)

たとえば、健康診断を受けてアプリにアップロードすると最大1万ポイント、各種検診・予防で最大2000ポイント、オンラインチェックで最大3000ポイントとなり、さらに運動ポイントとして、1日の歩数が8000歩だと20ポイント、1万歩だと40ポイント、1万2000歩だと60ポイント(※)がそれぞれプラスされていく。

「ポイントはすべてアプリで管理する仕組みになっていて、その運動ポイントのなかに昨年4月からゴルフを加え、1ラウンド(9ホール以上)ごとに100ポイント付与するようになりました。」

ちなみにステータスは4段階、ブルー(1万2000ポイント未満)、ブロンズ(1万2000ポイント~)、シルバー(2万ポイント~)、ゴールド(2万4000ポイント以上)に分けられていて、年間獲得ポイント数の累計によってステータスが変動する仕組み。ただし運動による獲得ポイントの上限は1万4000ポイントとなっており、ゴルフのポイントだけでゴールドステータスになれるわけではない。いわば、普段からしっかり体調管理、健康管理をしてQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を高めましょうという提案型の保険だが、そこにゴルフのラウンドが加えられたことは、ゴルファーにとって朗報といえよう。

※ポイントはすべて64歳以下の数値

今季から住友生命保険相互会社が特別協賛となり、大会名も変更となった

週刊ゴルフダイジェスト2021年10月12日号より

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