トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、両手を大きく広げ体をねじりながら前屈することで、スウィングの再現性アップに効果のあるポーズを教えてもらった。

TEXT／Tomohide Yasui　PHOTO／Akira Kato　MODEL／Yurie Atsumi（ゴルル）

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  【ゴルヨガ】Vol.79「クロコダイルポーズ」で股関節の柔軟性アップ!

  トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、両脚を前後に大きく広げることで股関節の柔軟性を高められるポーズを教えてもらった。 TEXT／Tomohide Yasui　PHOTO／Akira Kato　MODEL／Mako Izumi（ゴルル） >>前回のメニューはこちら ……

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「前屈&ツイストポーズ」
で再現性アップ

今回は回旋と前屈を同時に行うポーズを紹介します。同時といっても意識としては回旋（ツイスト）が先で前屈が後です。上半身をしっかりひねってから、ひざを伸ばしたまま股関節を折り曲げて前屈します。そして下の手を逆サイドの足首まで持っていき、上の手は真上に伸ばします。時計盤に例えると時のイメージです。

左右交互に行うことでテークバック側とフォロー側の粘りが出て、インパクトの再現性がアップします。

Pose 1
前屈しながら右手を左足首に付ける

両腕と両脚を左右に広げ、大の字の姿勢でスタート。そこから上半身を反時計回りにひねり（ツイスト）、前屈します。右手を左足首まで持っていくイメージ。左手は真上に伸ばします。1呼吸（2～3秒）でポーズを作り、2呼吸キープし、1呼吸で元に戻ります。それを左右5回行います。（4呼吸×5回）

Pose 2
前屈しながら左手を右足首に付ける

ポーズ1と2は左右対称の動きです。こちらは上半身を時計回りにひねり、前屈します。どちらも下の手を逆サイドの足首まで持っていくのが理想ですが、無理なら前屈は多少浅くてもOK。下半身を伸ばしながら上半身を深くツイストします。1→2→1→2と左右交互に5回ずつ繰り返します。（4呼吸×5回）

●どんな効果が?
回旋と前屈の合わせ技で、太もも裏に強い刺激が入り、下半身の安定感が格段にアップします。また、胸を張って上半身をねじるので、肩甲骨周りの柔軟性も高まります

●スウィングのココが改善!
回旋と前屈を同時に行うことで、下半身を伸ばしながら上半身を回す動きが身につき、捻転力がアップします。下半身の粘りが出ると起き上がりなどのミスがなくなり、インパクトの再現性が上がります

解説／斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ（golf_fit_japan）でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2025年12月16日号より