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【ゴルヨガ】Vol.69 体が回りづらい“反り腰”アドレスを改善!「ひざ抱え」ポーズ

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、アドレスで反り腰になりやすい人に効果的なポーズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Yurie Atsumi(ゴルル)

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メニューNo.69

「ひざ抱えポーズ」
反り腰アドレスを改善


アドレスの姿勢が悪い人は2パターンあります。1つは猫背タイプで、もう1つは反り腰タイプです。今回は反り腰タイプの姿勢を改善するのに効果的なポーズを紹介します。

ポーズ1は片脚ずつ持ち上げてひざを抱えます。ポーズ2は両脚を持ち上げてひざを抱えます。ひざを抱えると股関節が少し丸まった状態で伸びます。両手の指をしっかり組んでロックすると、腕力に頼らずに姿勢をキープすることができます。


Pose 1
仰向けに寝て片方のひざを抱える

仰向けに寝た姿勢でスタート。そこから左脚を持ち上げ、左ひざを両手で抱えます。そうすると左の股関節に刺激が入るだけでなく、右の股関節の付け根も伸びます。1呼吸(2~3秒)で左ひざを抱え、2呼吸キープし、1呼吸で元に戻ります。それを3回繰り返したら右脚も同様に行います。(4呼吸×左右3回)

Pose 2
仰向けに寝て両ひざを抱える

ポーズ1と同じ姿勢でスタート。今度は両脚を持ち上げ、両手で抱えます。指をしっかり組んでロックすると腕力に頼らずに両ひざを抱えることができます。1呼吸で両ひざを抱え、2呼吸キープし、1呼吸で元に戻ります。こちらは股関節に加え、お尻や腰など広範囲に刺激が入ります。(4呼吸×3回)

●どんな効果が?
股関節を少し丸める方向に伸ばしてあげることによって、姿勢がよくなり、体が回しやすくなります。お尻と腰にも適度な刺激が入り、体幹強化にもつながります

●スウィングのココが改善!
ひざを抱えて股関節に刺激を入れると、反り腰が改善されてアドレスの姿勢がよくなります。股関節の詰まりが解消し、動きが滑らかになりますから、軸を中心にした正しい回転運動が身につきます

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2025年9月30日号より