【ゴルヨガ】Vol.68 アドレスの姿勢改善に効く! 「戦士のポーズ2」で股関節の柔軟性アップ
らくらくゴルヨガ
トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、股関節を効率よく伸ばして、姿勢改善に効果のあるポーズを教えてもらった。
TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Kanako Mizutani(ゴルル)

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- トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、前傾姿勢を保つ上で重要な、わき腹を伸ばすポーズを教えてもらった。 TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Kanako Mizutani(ゴルル) >>前回のメニューはこちら ……
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「戦士のポーズ2」で
股関節の柔軟性アップ
今回はヨガの「戦士のポーズ2」を紹介します。「戦士のポーズ」には1、2、3があり、2は股関節の柔軟性アップに最も効果的です。「戦士のポーズ」は「英雄のポーズ」と呼ぶこともあります。
ポイントは前足に対して後ろ足を90度開くこと。その姿勢で前足に体重をかけて沈み込むと、股関節に効果的な刺激が入ります。ただし、体重をかけすぎるとひざを痛める危険性があるので、程よい角度でキープしてください。
Pose 1
両腕と両脚を前後に広げ、左足に体重をかけながら沈み込む
左手と左足を前にして、両腕と両脚を前後に広げた姿勢でスタート。足の向きは、左足が前向き、右足が横向きです。そこから左足に少しずつ体重をかけ、深く沈み込んでいきます。1呼吸(2~3秒)で沈み込み、1呼吸キープし、1呼吸で元に戻ります。これを5回繰り返します。(3呼吸×5回)
Pose 2
両腕と両脚を前後に広げ、右足に体重をかけながら沈み込む
右手と右足を前にして、両腕と両脚を前後に広げた姿勢でスタート。足の向きは、右足が前向き、左足が横向きです。ポーズ1と左右対称のポーズになります。そこからポーズ1と同様に1呼吸で沈み込み、1呼吸キープし、1呼吸で元に戻ります。これを5回繰り返します。(3呼吸×5回)
●どんな効果が?
前足に体重をかけて沈み込むことで、股関節と背中に刺激が入ります。腰痛や猫背予防に効果的です。お尻と太ももにも刺激が与えられ、下半身強化にもつながります
●スウィングのココが改善!
胸を張った姿勢で股関節を伸ばす動きを繰り返すので、アドレスの姿勢がよくなります。股関節とひざに体重を乗せて地面をしっかりとらえることができるようになり、正しい体重移動が身につきます

解説/斎藤大介
柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中
週刊ゴルフダイジェスト2025年9月23日号より


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