【ゴルヨガ】Vol.64 体がスムーズに回るようになる! 「首伸ばし」ポーズ
らくらくゴルヨガ
トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、首の後ろ側と両サイドを伸ばすことで、回転運動がスムーズになるポーズを教えてもらった。
TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Mako Izumi(ゴルル)

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- トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、仰向けに寝て脚を上げて、太ももの裏側を伸ばすポーズを教えてもらった。 TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Yurie Atsumi(ゴルル) >>前回のメニューはこちら メニ……
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「首伸ばしポーズ」で
回転運動をスムーズに
スムーズなスウィングを身につけたいと思っているゴルファーは多いですが、股関節と肩甲骨周りの柔軟性ばかりに気を取られ、首の柔軟性がおろそかになっているケースが見受けられます。
上半身と頭をつなぐ首の部分がしっかり伸びていないと、回転運動がスムーズに行えません。首の可動域を広げることで、尾てい骨から後頭部までの背骨のラインが一直線に伸び、軸を中心とした正しい回転運動を習得することができます。
Pose 1
仰向けに寝て手で頭を持ち上げる
仰向けに寝て、両手を頭の後ろで組んだ姿勢でスタート。そこから両わきを軽く締め、首の力を入れずに腕の力で首を真っすぐ上げます。あごを鎖骨のくぼみに付け、首の後ろを伸ばすイメージ。1秒で上げ、1呼吸(2~3秒)キープし、1秒で下ろします。3回繰り返します。(2呼吸×3回)
Pose 2
仰向けに寝て頭を左右に持ち上げる
ポーズ1と同じ姿勢でスタート。そこから左わきを締め、首を右斜め前に上げます。あごを右の鎖骨に付けるイメージです。1呼吸キープしたら元に戻り、今度は右わきを締め、首を左斜め前に上げます。あごを左の鎖骨に付けるイメージです。左右交互に3回ずつ、合計6回行います。(2呼吸×3回)
●どんな効果が?
首の後ろ側と両サイドが伸びます。首全体の可動域が広がり、回転運動がスムーズになります。背中の上のほうにも適度な刺激が入り、肩甲骨周りの動きもよくなります
●スウィングのココが改善!
上半身と頭をつなぐ首の部分をしっかり伸ばすことで、回転動作がスムーズになります。回転がスムーズになると動きの再現性がアップし、インパクトが安定するのでショットの方向性がよくなります

解説/斎藤大介
柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中
週刊ゴルフダイジェスト2025年8月19・26日合併号より


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