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【ゴルヨガ】Vol.48 股関節の柔軟性を高めてスウィングの再現性アップ! 合掌ポーズで開脚&屈伸

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、スウィングの再現性アップに重要な、股関節の柔軟性を高めるポーズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Yurie Atsumi(ゴルル)

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メニューNo.48

胸の前で合掌して
開脚&屈伸


今回は深い屈伸と開脚を左右交互に行うポーズを紹介します。一見、簡単そうなポーズに見えますが、体が硬い人が同じポーズを作るのは難しいはずです。その場合は、次の3つを試してください。

①屈脚しているサイドのかかとを上げる。
②屈脚しているサイドのひざを床につく。
③屈脚しているサイドの手を床につく。

伸脚しているサイドの脚をしっかり伸ばせる姿勢を作ることが大切です。試行錯誤してみてください。


Pose 1
左側に腰を落としながら左脚を曲げ右脚を伸ばす

直立して両脚を開いた姿勢でスタート。そこから左脚を曲げて右脚を伸ばします。左足のかかとをつけたまま右脚を伸ばし、胸の前で手を合わせて胸を張るポーズができれば理想的です。1呼吸(2~3秒)で伸脚し、2呼吸キープし、1呼吸で元に戻ります。このポーズは左右交互に5回ずつ、合計10回行ってください。(4呼吸×左右5回)

Pose 2
右側に腰を落としながら右脚を曲げ左脚を伸ばす

ポーズ1と同じ姿勢でスタート。そこから右脚を曲げて左脚を伸ばします。今回のポーズは、まったく同じ姿勢を作るのはかなり難しいです。伸脚することに意味がありますから、右足のかかとを上げたり、右ひざを床についたり、右手を床についたりして、自分なりの深い屈伸ポーズを探してください。(2呼吸×10回)

●どんな効果が?
股関節に刺激を入れて柔軟性を高めるのが一番の目的です。深く屈伸することで太ももにも刺激が入ります。胸を張った姿勢で行うことができれば背中にも刺激が入ります

●スウィングのココが改善!
ゴルフは下半身を使ってスウィングできるようになることが上達の必須条件です。股関節の柔軟性が高まると下半身の動きが安定し、スウィングの再現性とショットの精度が格段にアップします

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2025年4月22日号より