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【ゴルヨガ】Vol.40「レッグスウィング」で股関節の柔軟性アップ

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、スムーズなスウィングを手に入れるために重要な股関節を柔らかくするポーズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Kanako Mizutani(ゴルル)

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  • トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、肩の可動域と関係が深い「首」の柔軟性を高めるポーズを教えてもらった。 TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Mai Inaji(ゴルル) >>前回のメニューはこちら メ……


メニューNo.40


「レッグスウィング」

で股関節を柔らかく


股関節の動きが硬くなると、スムーズなスウィングの動きができなくなります。プロや上級者は股関節周りを入念にストレッチしますが、アマチュアは股関節が硬いまま、プロみたいなスウィングを追い求め、ぎこちない動きから脱却できない人がたくさんいます。

まずは股関節の柔軟性を高めるところから始めましょう。左右の脚を前後左右に動かす(振る)と、股関節の動きが少しずつ滑らかになっていきます。


Pose 1
脚を前後に振る

クラブヘッドを片手で持ち、体を支えた姿勢でスタート。まず右手でクラブを持ち、右脚を前後に動かします。股関節の付け根から折り曲げる動きと伸ばす動きを繰り返します。2~3呼吸(約10秒)しながらリズミカルに10回動かしたら、クラブを左手に持ち替え、左脚も同様に行います。(2~3呼吸×左右10回)

Pose 2
脚を左右に振る

右ページのポーズ1と同じ姿勢でスタート。今度は右手でクラブを持ち、右脚を左右に動かします。股関節の内側と外側に刺激を入れるイメージです。こちらはバランスが崩れやすいので呼吸はあまり意識せず、軸をキープしながら左右に10回ゆっくり動かします。左手&左脚も同様に行います。(2~3呼吸×左右10回)

●どんな効果が?
ポーズ1は股関節の前側と後ろ側、2は股関節の内側と外側に刺激を与えることができます。股関節全体の柔軟性が高まるとスウィングの動きが滑らかになります

●スウィングのココが改善!
股関節を付け根から折り曲げる動きを習得すると、正しいアドレスの姿勢が身につきます。アドレスが改善するとスムーズな回転運動が行えるので、軸がブレない安定感のあるスウィングが手に入ります

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2025年2月18日号より