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【ゴルヨガ】Vol.26 バックキック&L字レッグで下半身のパワーをアップ!

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、お尻を刺激して下半身のパワーアップにつながるポーズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Mai Inaji(ゴルル)

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メニューNo.26

バックキック&L字レッグで
お尻の筋肉を刺激する


今回は四つ這いの姿勢で左右の足を後方に蹴るエクササイズと真上に蹴るエクササイズを紹介します。蹴るといっても勢いよく蹴るわけではなく、バランスよく伸ばすイメージです。

ひざを伸ばしたキックはお尻ともも裏、腰に刺激が入ります。ひざを曲げたキックはもも裏の刺激が和らぎ、お尻に刺激が集中します。足を上げすぎると体がねじれてしまうので、胸とへその向きが変わらないように注意しながら行ってください。


Pose 1
右足バックキック&L字レッグ

四つ這いの姿勢でスタート。まず右足を後方に蹴ります(バックキック)。そこから右ひざを折り曲げ、L字レッグを作ります。キックしたポーズ、L字レッグポーズ、どちらも2呼吸キープし、息を吐きながら元の姿勢に戻ります。それを10回繰り返します。体がブレないように注意しましょう。(2呼吸×10回)

Pose 2
左足バックキック&L字レッグ

ポーズ1と同じ姿勢でスタート。今度は右足と左足を入れ替えて同じ動きをします。四つ這いから左足を伸ばすキックポーズ、左ひざを折り曲げてL字レッグポーズをそれぞれ2呼吸キープし、息を吐きながら元の姿勢に戻ります。左右差がある場合は、弱いほうの回数を増やしてもOK。(2呼吸×10回)

●どんな効果が?
お尻の筋肉に効果的な刺激が与えられます。お尻の筋肉を動かす周辺の筋肉にも刺激が入れられるので、下半身全体のパワーアップが見込めて、股関節の柔軟性も高まります

●スウィングのココが改善!
お尻を使う基礎的なポーズです。お尻が使えるようになると股関節に力が溜められるようになります。スムーズに股関節を動かせるようになり、溜まった力をボールに伝えるエネルギー効率もアップします

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2024年11月5日号より