トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、お尻と背中の筋肉に刺激を与え、きれいなアドレスが取れるようになるポーズを教えてもらった。

TEXT／Tomohide Yasui　PHOTO／Akira Kato　MODEL／Mai Inaji（ゴルル）

【ゴルヨガ】Vol.23「A」と「W」のポーズで肩甲骨を満遍なく刺激

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メニューNo.24

うつ伏せに寝てレッグアップ

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お尻と背中の筋力が弱いと猫背になりやすく、理想的なアドレスの姿勢が作れません。今回はお尻と背中の筋肉を使うための基礎的なポーズを紹介します。うつ伏せに寝たまま左右の脚を交互に上げると、お尻と背中に効果的な刺激が与えられます。

まずは下半身だけを動かしてみて、動きに慣れてきたら両手を前に出します。そうすると、お尻から肩甲骨まで対角線上に体が伸びます。この動きが捻転力アップにもつながります。

Pose 1
うつ伏せから脚を交互に上げる

うつ伏せに寝て両手を組み、あごを乗せた姿勢でスタート。左右の脚を交互に上げます。腰を反る意識だと腰痛につながりやすいので、お尻を締める意識を持ち、みぞおちから下を動かします。息を吸いながら片脚を上げ、1呼吸キープし、息を吐きながら下ろします。それを左右5回ずつ行います。（1呼吸×左右5回）

Pose 2
対角線上の手と脚を同時に上げる

ポーズ1と同じ姿勢でスタート。今度は両手を前に出しながら左右の脚を交互に上げます。左脚を上げたときは右手が上になり、右脚を上げたときは左手が上になります。横から見たとき体がアルファベットのXの形になるように対角線上で体を伸ばします。こちらも左右5回ずつ行います。（1呼吸×左右5回）

●どんな効果が?
お尻と背中に効果的な刺激が入り、大臀筋（お尻）と背筋が強くなります。対角線上で体を伸ばしますからお尻から肩甲骨まで体の背面を全体的に強化することができます

●スウィングのココが改善!
お尻と背中の筋肉を使う基礎的なポーズです。背筋力がついて胸が張れるようになり、アドレスの姿勢がよくなります。対角線上で体を伸ばすので捻転力強化にもつながり、飛距離アップが見込めます

週刊ゴルフダイジェスト2024年10月22日号より