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【ゴルヨガ】Vol.20「仰向けツイスト」で上半身と下半身の分離動作を身につける

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、上半身と下半身の分離動作を体に覚え込ませるポーズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Mai Inaji(ゴルル)

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メニューNo.20

「仰向けツイスト」で
上半身と下半身を分離


今回は上半身と下半身の分離動作を覚えるポーズを「陰ヨガ」で行います。陰ヨガとは1つのポーズを2~3分キープすることで体の深いところに刺激を入れて柔軟性を高めるものです。体を活発に動かす「陽ヨガ」と比べてじっくり効くメリットがあります。

ポーズ1は片ひざを曲げて逆サイドにねじります。ポーズ2は両ひざを曲げて両サイドにねじります。いずれも1分ずつキープすることで、体の深部に効果的な刺激が入ります。


Pose 1
仰向けに寝て「片足ツイスト」

仰向けに寝て両手を広げた姿勢でスタート。まず右ひざを曲げて右脚を持ち上げ、左サイドにねじります。上半身と下半身を分離させます。今回は効果を高めるため「陰ヨガ」で行います。通常の呼吸で1分間、同じポーズをキープします。それが終わったら左脚で同様のポーズを1分間行います。(通常呼吸×左右1分)

Pose 2
仰向けに寝て「両足ツイスト」

ポーズ1と同じ姿勢でスタート。今度は両ひざを曲げて両脚を持ち上げ、左右にツイストします。足を浮かせるバージョンと足をマットに付けるバージョンがあり、前者のほうが難度は高いですが、効果は高まります。こちらも陰ヨガなので、通常の呼吸で1分間、同じポーズをキープします。(通常呼吸×左右1分)

●どんな効果が?
上半身と下半身の分離動作の要であるみぞおち辺りの腹筋を集中的に鍛えることができます。下半身の土台となるお尻にも刺激が入るので、安定感と柔軟性がアップします

●スウィングのココが改善!
上半身と下半身を別々に動かす分離動作ができていないアマチュアは多いので、正しい分離動作を身につけることができます。また、上半身と下半身の捻転差を大きくする効果もあります

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2024年9月24日号より