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【ゴルヨガ】Vol.10「ガニ股ポーズ」で股関節の動きをスムーズに

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、スウィングで重要な股関節の動きを活性化できるポーズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Mai Inaji(ゴルル)

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メニューNo.10

ガニ股ポーズで
股関節を刺激


股関節がスムーズに動かなくてボールに力が伝わらない人は多いです。その原因を探ると普段から内股になっていたり、反り腰だったりしています。とくに女性はこの2つがセットになっていることが多く、そういう人はガニ股の姿勢を強制的に作り、普段使えていない部位に刺激を加えましょう。

ポイントは両つま先をしっかり開くこと。このガニ股ポーズで股関節を上下左右に動かすと普段感じたことのない刺激が与えられます。


Pose 1
ガニ股スクワット

つま先を開いたガニ股ポーズで、股関節の付け根に両手を当てた姿勢でスタート。その姿勢をキープしたまま、両ひざを曲げてスクワットします。2秒かけて(1呼吸で)ひざを曲げ、2秒かけて元の姿勢に戻ります。そうするとお尻と股関節に刺激が入ります。それを10回繰り返します。(2呼吸×10回)

Pose 2
ガニ股180度ターン

ポーズ1と同じ姿勢でスタート。片足支点で時計回りと反時計回りに180度ターンします。まずは右足支点で時計回りにターン(1→2→3)。一気に180度回り、1呼吸キープし、元の姿勢に戻ります。次に左足支点で反時計回りにターン(4→5→6)。左右5回ずつ行います。(3呼吸×左右5回)

●どんな効果が?
ポーズ1はお尻に刺激が入りやすく、太ももの前面と後ろ側にもほどよい刺激が与えられます。ポーズ2は股関節の外転と内転の動きをバランスよく強化できます

●スウィングのココが改善!
ポーズ1はお尻のパワーがつくので飛距離アップが見込めます。ポーズ2は股関節の外転と内転の動きが身につくので、右股関節に体重を乗せて左股関節に移すスムーズな体重移動が身につけられます

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2024年7月9日号より