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【ゴルヨガ】Vol.5 猫背解消にも効果あり!「スフィンクス」ポーズできれいなアドレスが手に入る

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、体の前側の筋肉を伸ばして猫背を解消し、アドレスの姿勢改善に効果のあるポーズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Kanako Mizutani(ゴルル)

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メニューNo.5

「後屈」&「スフィンクス」ポーズ
で猫背解消


ゴルフは前傾姿勢を繰り返すことで、体の前側の筋肉が縮こまります。そうすると猫背になりやすくなります。それを解消するには猫背と反対の姿勢を意識的に作る必要があります。猫背の人は腹筋と股関節の付け根が詰まりやすいので、そこを伸ばします。

おすすめは両ひじを床につけて胸を持ち上げるスフィンクスのポーズと、両手を床につけて体を持ち上げる後屈のポーズです。体の前側の筋肉に効果的な刺激が入ります。


Pose 1
両ひじで胸を持ち上げる「スフィンクス」ポーズ

うつ伏せになり頭を浮かせた姿勢でスタート。ひじを肩の真下に配置し、ひじから下の部分で床を押しながら肩甲骨を寄せて背中を反らせます。そうするとお腹の筋肉が伸びます。呼吸を意識しながら5秒くらい(2呼吸)キープし、元の姿勢に戻ります。これを5回繰り返します。(2呼吸キープ×5回)

Pose 2
両手で体を持ち上げる後屈ポーズ

ポーズ1と同じ姿勢でスタート。両手を肩の真下に配置し、今度は床を押しながら肩甲骨を寄せて背中を反らせます。両肩が上がりやすいので肩を下げたまま、背中を反らせるよう意識します。そうすると股関節の付け根の筋肉が伸びます。息を吸いながら胸を上げ、吐くときに下ろします。(2呼吸キープ×5回)

●どんな効果が?
猫背の人は腹筋と股関節の付け根が詰まりやすいので、その部分を集中的に伸ばします。お腹と股関節の筋肉が伸ばされることで、可動域が広がり、体も回りやすくなります

●スウィングのココが改善!
ゴルフは前傾姿勢を繰り返すことで体の前側の筋肉が縮こまりやすい傾向があります。前側の筋肉を意識的に伸ばすことで、猫背が解消され、姿勢をリセットできます。アドレスが格段によくなります

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2024年6月4日号より