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【なんでもランキング】Vol.50 “Z世代”が席巻中!「国内男子賞金ランキング」

ゴルフにまつわる様々なデータや記録をランキング形式で紹介する本連載。今回は、国内男子賞金ランキングトップ10をご紹介!

写真提供:JGTO

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今シーズンの国内男子ツアーはひと味違う。「スター不在」「若手不在」と言われて久しかったが、若手の台頭著しい女子ツアーに負けじと、若い選手の活躍が著しいのだ。その原動力となっているのが、1996年度~2002年度生まれの“Z世代”と呼ばれるニュージェネレーション。昨年までは98年度生まれの金谷拓実、まだアマチュアだった20年度生まれの中島啓太ら数人が、この世代の先頭を走っていたが、今年はさらに多くのZ世代の面々が活躍中だ。

2勝の河本力をはじめ、桂川有人、大西魁斗、アマチュアの蟬川泰果と今シーズン、Z世代はすでに5勝を挙げている。先週の日本オープン開幕前の賞金ランクを見てみるとZ世代がトップ10のうち半数を占め、スタッツを見ても1ラウンドあたりの平均ストロークでは星野陸也がトップ、そして桂川、大西、久常涼、岩﨑亜久竜と5人がトップ10入り。平均パット数では大西がトップ、片岡尚之が2位、岩﨑、星野と4人がランクインと、スタッツの各部門の上位をかなりの割合でZ世代が占めているのだ。バーディ率に至っては大西、岩﨑、星野がトップ3を独占。さらに桂川、河本もトップ10入り。彼らの攻める姿勢が表れているとも言えるだろう。

<国内男子賞金ランキング>(※日本オープン開幕前)

週刊ゴルフダイジェスト2022年11月8日号より