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本格オープン

2021ラウンド目にして初! ミケルソン“18ホール連続パー”の1日に「哀れだね」

週刊ゴルフダイジェスト
2021.02.04

プロになって30年、50歳のフィル・ミケルソンが競技生活初という“18ホール全部パー”のラウンドを経験。「ショックだ!」と肩を落とした。

先の「ザ・アメリカンエキスプレス」2日目、PGAウエスト(スタジアムC)を回ったミケルソンはノーバーディ、ノーボギー、スコアカード通りの18連続パーでホールアウト。

「こんなの初体験。自分でもびっくりだ。フェアウェイに打ってすべてグリーンセンター狙いだったのにこの結果とは……。本当にショック」。ミケルソンにとって、これがPGAツアー2021ラウンド目。同コースで18ホールオールパー記録は16年以来5年ぶりの珍事。

「スリリングなプレー」が持ち味なのに平凡なスコアに終わったのはチャンスにパットが決まらなかったから。

とはいえ見せ場も作っていた。たとえばパー5の5番では2打目を池に入れながら、残り76ヤードの第4打を4.5メートルに寄せてパーをセーブ。12番パー4でも2打目をグリーンサイドの難しいバンカーに入れ3打目を寄せきれなかったが、なんとかここもパーで凌いだ。

最終18番は3メートル弱のバーディチャンスにつけたがファーストパットがカップの縁をかすめ1.2メートルオーバー。めでたく(?)パーフィニッシュと相成った。

「初日は74、2日目は72。まあ余裕で予選落ちだったけれど、スコアほど内容は悪くなかったんだ。ショットは全体的に良かったのであとはパッティングを強化するだけ。努力は必要だけれど落胆はしていない」と、マスターズ以来久々の試合を振り返った。

「それにしても18ホールすべてパーっていうのはなんだか哀れだね。その事実は否定しない。でも手応えは感じている」

「同じパープレーなら9バーディ、9ボギーのほうがまし」というプロは多い。パーばかりではどんなプロも「つまらない」らしい。

やっぱりミケルソンにはドキドキワクワクするようなプレーをしてほしい。

「我慢のゴルフ」は性に合わない?(写真は2020年ファーマーズインシュランスオープン。PHOTO/Tadashi Anezaki)

週刊ゴルフダイジェスト2021年2月16日号より