【インタビュー】生源寺龍憲<前編>「僕がどうして海外ツアーへ行くのか」
週刊ゴルフダイジェスト
日本男子もここ数年で海外を主戦場にする選手が増えてきた。その中のひとりである生源寺だが、彼には海外で戦う明確な理由があるという。そのワケについて語ってもらった。
PHOTO/ARAKISHIN TEXT/Masato Ideshima

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- 日本男子もここ数年で海外を主戦場にする選手が増えてきた。その中のひとりである生源寺だが、彼には海外で戦う明確な理由があるという。そのワケについて語ってもらった。 PHOTO/ARAKISHIN TEXT/Masato Ideshima 生源寺龍憲 しょうげんじ・たつのり。1998年生まれの28歳。山口県出身。同志社大4年時にプロ転向。昨シーズン賞金ランク2位 &……
PGAツアー参戦の
予定のはずが……
2025年の開幕戦『東建ホームメイトカップ』でツアー初優勝を飾り、その後も5戦連続で6位以内に入るなどの活躍で賞金ランキングトップを走り続けた生源寺龍憲は、間違いなく2025年シーズンの主役だった。
結果、賞金ランキングでは金子駆大にトップの座を譲る結果となったが、ポイントランキングでは金子を上回る1位を獲得。いかに年間を通して安定した数値を残していたかがわかる。
「昨年はツアー初優勝もありましたし、自分的には良いシーズンだったとは思っています。ただ、とにかくPGAツアーに行くことを目標にしていたので、そこを達成できなかった悔しさはあります」
シーズン終盤、賞金レースが佳境に入るなか、生源寺が一つのポイントと捉えていたのが『ダンロップフェニックストーナメント』だ。2025年シーズンは『ダンロップフェニックストーナメント』終了時点での賞金ランキング1位は、PGAツアーへの出場資格を懸けたQTにおいて、2次予選が免除されてファイナルQTから挑むことができる。
生源寺の2025年はまさにこれに照準が合わされていた。『三井住友VISA太平洋マスターズ』で金子が優勝した際に「余計なことをしてくれたなぁ……」と少しがっかりした表情で言葉を漏らしていたが、その言葉は賞金レースに関することではなくPGAツアーのQTに関するものだった。
「去年は本当にPGAツアーに行くことしか考えていなかったですね。自分の人生の中でアメリカではプレーはしたことはありますが、まだ試合をしたことがなかったので、自分が知らない世界に飛び込んでみたかったという思いが強くありました。だから、賞金レースでトップを走っていましたが、実は賞金王への意識はまったくなくてPGAツアーのことだけを考えていました。
振り返ると違うメンタリティだったと思います。去年のように連戦したのは初めてでしたし、24年も連戦はしましたが日本とアジアンツアーでどっちもシードを獲りたいと思っていたので、とにかくがむしゃらにやっていただけ。自分の中ではゴルフのレベルは低かったように思います。
僕は毎回優勝してやろうと思って試合に出ていましたし、PGAツアーのQTのファイナルに行くために、試合を休むに休めなかったというのも事実ですね。ただ、今年ももちろんPGAツアーへ行くことを目標にしていますが、アジアンツアーも含めて欧州を転戦するDPワールドツアーなど視野というか選択肢は広がりました」
フィジカル面の疲労よりも頭の疲労が大きかったと昨シーズンを振り返る生源寺。一昨年とはメンタリティが違ったと表現する理由はそこにあるが、恩師である水巻善典(同志社大ゴルフ部コーチで師弟関係)からは「続けていけば慣れる」とアドバイスされたそうで、これを繰り返せることが一流なのだろうと捉えている。

今季国内ツアー開幕戦『東建コーポレーションカップ』の初日・2日目に、金子駆大と桂川有人の海外ツアーで戦う仲間とのラウンドとなった
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- 日本男子もここ数年で海外を主戦場にする選手が増えてきた。その中のひとりである生源寺だが、彼には海外で戦う明確な理由があるという。そのワケについて語ってもらった。 PHOTO/ARAKISHIN TEXT/Masato Ideshima 生源寺龍憲 しょうげんじ・たつのり。1998年生まれの28歳。山口県出身。同志社大4年時にプロ転向。昨シーズン賞金ランク2位 &……
週刊ゴルフダイジェスト2026年6月23日号より


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