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祝杯は「ビール2本」キャメロン・スミスが優勝会見で語ったこと

全英オープンは最終日に5連続を含む8バーディを奪い「64」をマークしたキャメロン・スミスが逆転で栄冠に輝いた。豪州勢としては93年のグレッグ・ノーマン以来5人目の快挙。彼が会見で語ったこととは?

ラウンド中、ポーカーフェースだったスミスが開口一番、「やっと息が吸える」とホッとした表情を見せた。上がり4、5ホールは風も難しかったため、「やるべきことに集中した。こういうプレーをして勝った自分を誇りに思う」。

セントアンドリュースで豪州勢が勝ったのは、1955年のP・トムソンと60年のK・ネーグル以来。「全英に勝つだけで特別なのに、セントアンドリュースならなおさら。コースも街も大好き」と笑顔。

しかしその笑顔が凍りついたのは、“LIVゴルフに移籍するのか?”という質問を受けたときだった。「全英オープンに勝ったばかりなのに、その質問は良くない」と不快感をあらわにしたのだ。「雑音はチームが処理してくれる。僕はただ目の前の試合に勝つことだけを考えている」

家族とお祝いを? という質問には、「ここに家族は来ていない」と予想外の答え。「父が来る予定だったけれど結局来なかった。今頃すごく後悔していると思うよ(笑)」

お父さんからメッセージは? という質問には、「まだ携帯を見ていない。試合に勝つと、友達とは知らなかった友達ができる。父のメッセージにたどり着くまで時間がかかりそうだ」。

なかには昨夜スパゲッティミートソースを食べたか? という質問をした記者も。「ミートソースは家で作るのは好きだけれど、昨夜は食べていない。チキンと野菜を食べた」と気さくに答えた新チャンピオン。

「今夜はクタクタなので(祝い酒は)缶ビール2本かな。いずれクラレットジャグで20杯はいきたい」。なかなか愉快な男である。

優しく穏やかと評されるスミスだが、LIVの話題にはいら立ちを隠さなかった(PHOTO/Tadashi Anezaki)

週刊ゴルフダイジェスト2022年8月9日号より

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