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4日間34アンダー! 3人がコースレコード達成! 記録ずくめの“セントリー”

22年シーズンのPGAツアー開幕戦「セントリートーナメント・オブ・チャンピオンズ」は、前年の優勝者38名による、まれに見る伸ばし合いのなか、数々の記録が誕生した。

優勝はオーストラリアの28歳C・スミス。初日からトップの座を守り、通算34アンダーの大会最少ストローク記録をマークした。およそ4カ月ぶりのツアー出場となった世界ランク1位のJ・ラームを1打差で下しての完全優勝で通算4勝目。

フェアウェイが広いもののアップダウンのきついコースに強風が吹けば、これほどのバーディ合戦にはならないのだが、今年は偏西風が弱かったこともあり、好スコアが続出。03年にE・エルスがこの大会でマークして以来、20年近く破られなかった72ホールのツアー最少スコア記録(通算31アンダー)をスミスが3打更新することになったうえ、2位のラーム、3位のM・ジョーンズまでがエルスの記録を上回ったのだから凄い。

3日目には、ラームとJ・トーマスが12アンダー「61」のコースレコード(会場のカパルア・プランテーションCはパー73)をマーク。最終日にはジョーンズもこれに並んだ。“イージー12アンダー”ってものがあるとすれば、3日目はまさにそれだった。特別なことは何もせずに61が出た」とトーマス。ちなみに彼はソニーオープンのワイアラエCCで「59」(パー70)、全米オープンのエリンヒルズGCで「63」、BMW選手権のメダイナCCで「61」のコースレコードを保持している。

2位に入ったラームは81万ドル(約1億円)を稼ぎ、生涯獲得賞金を3000万ドル(約35億円)の大台に乗せた。3000万ドルを突破したのは44人目である。

19年ぶりにツアー記録を塗り替えたスミスは「ジョーンズが(最終日の)バック9で2イーグルを奪って猛追してきたから、ラームと2人でさらに伸ばし合う会心のゴルフができた」

記録は破られるためにある。

優勝したC・スミス。賞金で母にクルマをプレゼントする予定とか

週刊ゴルフダイジェスト2022年2月1日号より