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【なんでもランキング】Vol.10 驚異の290Y超え!「米女子ツアー歴代平均飛距離トップ10」

ゴルフにまつわる様々なデータや記録をランキング化する本連載。今回のランキングは、15年ぶりにトップが入れ替わった米女子ツアーの歴代平均飛距離トップ10。

アン・バンダムに次ぐ歴代2位はフィリピンのパグダンガナンで284.846Y(PHOTO/KJR)

20-21国内女子ツアーのドライビングディスタンス1位は原英莉花。平均257.26ヤードでツアー参戦3シーズン目にして初めてナンバーワンに輝いた。だが、海の向こうのアメリカでは、その記録を30ヤード以上上回る、とんでもない記録が生まれた。アン・バンダムが米女子ツアー歴代最高記録を15年ぶりに塗り替え、初めて290ヤードを突破したのだ。この記録は国内男子ツアーの平均飛距離32位に相当する。

アン・バンダムはオランダ出身の26歳。身長180センチと長身で、15年にプロ転向。17年の欧州女子ツアーで278.94ヤードの平均飛距離を記録。翌年には280ヤードを超え、最終予選会を突破して19年から米女子ツアーに参戦。だが21年はポイントランク110位とシード権を獲得できず、渋野日向子、古江彩佳らと同じ最終予選会に挑戦。だが、そこでも60位タイと22年の出場権を得ることができず、22年は下部のシメトラツアーが主戦場になりそうだ。となると22年は20年にバンダムを抑えてトップになったフィリピンのビアンカ・パグダンガナンが飛ばし屋ナンバー1候補筆頭。彼女も21年はポイントランク125位と振るわなかったが、最終予選会を10位タイで通過し22年の出場権を確保している。

<米女子ツアー平均飛距離歴代トップ10>

週刊ゴルフダイジェスト2022年1月11・18日合併号より

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  • 女子ツアー2020-21シーズンのさまざまなデータを振り返る「ツアーマニアSP」。今回は、全52試合で優勝した23選手の身長と、平均飛距離等のスタッツを調べてみた。 PHOTO/Tadashi Anezaki、Hiroyuki Okazawa、Shinji Osawa、Hiroaki Arihara 2020年の日本女子オープンを制した原英莉花(左)と21年大会を制した勝みなみ(右)。身長差は16cmだが飛距離差はわずか3Y 2020-21シーズンの全52試合で優勝した23人の平均身長を調べると、160.57cm。シーズン9勝を挙げ賞金女王に輝いた稲見萌寧(166cm)やエリエールレディスなど3勝を挙げた原英莉花(173cm)など、強い選手は高身長が多いようにも思われたが、23人中11人が150cm台だった。勝ち星でいうと、古江彩佳(153cm)の6勝、小祝さくら(158cm)の5勝、申ジエ(155cm)、西村優菜(150cm)の4勝など、52試合中28勝を150cm台の選手が挙げている。飛距離を見ると、153cmの青木瀬令奈が217.97Y、155cmの申ジエが227.01Y、150cmの西村優菜が230.76Yと、23人の平均(238.27Y)を大きく下回っているものの、飛距離のハンディを正確性とショートゲームの上手さでカバーし、並み居る飛ばし屋を尻目に優勝を飾っている。また157cmの勝みなみが平均254.31Yと、173cmの原英莉花(257.26Y)に次ぐ2位につけている。身長比では勝がいちばんの飛ばし屋といえる。ここ数年力を入れているトレーニングのたまものだろう。ちなみに勝はバウンスバック率とイーグル数が1位、平均パット数(パーオンホール)3位など、総合力が高いこともうかがえる。 週刊ゴルフダイジェスト2022年1月4日号より こちらもチェック!
  • 2019年に2勝を挙げ、さらなる飛躍を胸に臨んだ2020-21年シーズン。しかし、そこに待っていたのは理想とはかけ離れた「ギリギリシード」という現実だった。かしこまった場所だと“人見知り”が出てしまう柏原明日架に、渋谷の街を歩きながらざっくばらんに話してもらった。 TEXT/Masato Ideshima PHOTO/Takanori Miki、Hiroyuki Okazawa 柏原明日架かしわばらあすか。1996年生まれ宮崎県出身。2014年にプロテストに合格。2019年、ミヤギテレビ杯でツアー初優勝、同年マスターズGCレディスで2勝目を挙げる。2020-21年シーズンはエリエールレディスで2位タイに入り、滑り込みでシードを決めた。富士通所属 先が見えないコロナ禍に下した大きな決断 「めちゃくちゃ苦しいシーズンだった!」と、渋谷の街を歩きながら柏原は話し出した。今だから笑顔で話せるが、誰もが柏原明日架がシード落ちの危機に陥るとは思っていなかった。プロ入りから5年、シードを失ったことがなかったからだ。2020年、新型コロナウイルスの影響で選手とメディアとの接点も薄くなった。感染予防の観点から、できる限り接触を避けるため、気軽に喋りかけるようなことができなくなり、我々は“ネットの速報”で情報を得ることが主となった。結果はわかっても、それ以外のことはわからない。外見だけで選手の状態を把握するほかに術がなかったのだ。柏原の成績が思わしくないことはもちろん知っていたが、それでも柏原のシード落ちはイメージできなかった。当の本人はそのあたりをどのように感じながら戦っていたのか。「20年のアース・モンダミンカップが初戦でしたが、それ以降も試合がやれるかどうかわからない状況で、実際にあると思っていた試合がなくなったりして、体調的にもメンタル的にも波風が立っていました。3月に当たり前のように開幕していたのができず、4月になっても5月になってもできず……。モチベーションをどの方向に持っていけば良いのかわからなくなっていたのを覚えています」 続きを読む アース・モンダミンカップで開幕したものの、柏原は本来の調子でゴルフをすることができなくなっていた。結果、20年は思うような成績を残すことができなかった。統合シーズンだったため、巻き返しの時間はあったものの、成績が出ないことは選手にとって稼ぎがないことを意味し、それが何よりもキツい苦しみになる。そんな最も苦しいときに柏原はある決断をする。「今までは父にずっとサポートしてもらって、コーチという立場でもありました。そこから離れて自分で一旦整理したいという話をしました。それで21年に入ってから、自分のゴルフスタイルについて自分で気づいて、感じて、自分の中に落とし込むことを初めてトライしました。自分から言った手前、助けてとも言えないし、プライドもあるから言いたくもない。でもわからないことはたくさんありました。そんなもやもやする日々が続きましたね」 9月のゴルフ5レディスから7戦連続で予選通過。「このころから、自分がどうやれば予選通過できるのか、戦えるのかがやっとわかってきました。少しずつ自信を取り戻せてきたときですね」 「堀琴音の存在は大きかったです」 同級生の堀琴音にもアドバイスを求めた。自分がどん底に落ちたからこそ堀の凄さを知ったと振り返る。堀への恩は優勝でしか返せない 「やらされる」から「自らやる」に変わった 柏原にとって、いわゆるこれが親離れということになる。「25歳で親離れは遅い」と言う人がいるかもしれないが、ゴルフ界では多々あることで、これが意外と難しいのも事実。なぜなら、ジュニア時代から、一番近くでゴルフを見てきてくれた存在だからこそ、良いときも悪いときも最大の理解者であったのが親だからだ。これが単なるコーチなら割り切れる部分もあるが、親となると精神的な支えにもなっていることもあり、そこから最も苦しい時期に離れるのには相当の覚悟が必要だったに違いない。「離れたら勝てないだろうなと思っていました。それに、自分ってこんなにゴルフのことをわかっていなかったんだなと気づいてしまった。これじゃあ勝てないよなって(笑)」初めて父から離れてゴルフをしてみてわかったことは、『ゴルフの難しさ』だと言う。「今まではいろんなことが上手くいっていたんだなと気づきました。アマチュア時代にそこそこ成績が出て、プロテストも通って。初優勝までは6年かかりましたけど、シード権は取れていたし。ありがたいことにスポンサーさんにも付いてもらって、賞金をもらって……。形としてはしっかりプロなんですけど、ゴルフの感覚としてはアマチュアの延長のような感じだったんだと思います。自分で成績を出してきたという感覚はあまりなかったんですよね。ゴルフが仕事だって本当の意味では思っていなかったんだと気づきました」ゴルフをすることが当たり前だったからゴルフが好きかどうかなんて考えていなかった。もしかしたら、“やらされている”感のほうが強かったのかもしれない。しかし、遅めの親離れを経験したことで、自分がゴルフが本当に好きだと改めて知ることができた。11月のエリエールで2位に入って滑り込みでシード権を守った。滑り込みだろうかなんだろうが、シード権に優劣はない。自分のことを初めて知ることができた柏原は来年はどのようなシーズンにしたいと思っているのだろうか?「今まで12月の時点で来年はこうしたいってあまり思わなかったんです。もちろん漠然とした目標はあったけれど、今までは自分から設定しなくても言ってくれる人がいたから(笑)。でも今年は、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃって思っているのであまり時間はないと思っています。12月は挨拶とかゴルフ以外のことも忙しいんですが、その合間に練習できるかなって、今まででは考えられない思考になっている。本質的にゴルフが好きになったのかなって思います。今頃? って笑わないでくださいね!」 ゴルフのことが好きだと気づくことができたのは親離れができたから。同時に親が今までどれだけのことをしてくれていたかに気づいた。感謝の気持ちを胸に柏原はさらに強くなる 「美容にはめちゃくちゃこだわってます!」 柏原は渋谷の街に妙に馴染む。それもそのはず、女子ツアーの中でも美意識が高く、プロアマの前夜祭などでもいつも注目の的になる存在だからだ。「単純に好きだからというのはありますね。好きでやっているうちに徐々に反響があって、若い子から『ゴルフのときのメイクの仕方を教えてください』とか、『日焼け対策はどうしていますか?』とか声をかけてもらうようになって。ゴルフをしたいけれど、そこが壁になっている人が多いんだなと思いました。それでプロゴルファーだからこそ、何か発信できることがあるんじゃないかって。今はプロゴルファーとしてできることってなんだろうと考えながらSNSで発信しています」柏原には見られる意識が備わっている。ゴルフに関してはアマチュアだったとこれまでの自分を振り返っていた柏原だが、美容に関してのほうがむしろプロ意識が高い……。「見られるスポーツだという意識はあったので、そのためのケアはすごくしています。紫外線とか多くの人がゴルフをやると髪が傷むんだろうなって思われているのを取っ払いたいなって思っています」 常に見られていることを意識する。そうすれば何かが変わると柏原は言う。美に関してはメジャー級のプロ意識を持っている とは言うものの、数年前の柏原の印象は“ボーイッシュでかっこいい”だった。それが今はクールビューティ……。イメージが180度変わった人も少なくないはずだ。この変化はいったい……?「髪はショートカットが似合う、化粧はあまりしない、日焼けをしてロングパンツ。“ザ・アスリート”というイメージが親にはあって、その影響が大きかったんです。でも、自分はおしゃれが好きだし、髪をいじるのも好き。それで自分でいろいろと考えて、イメージをいい意味で壊せる方法を考えたんです。おしゃれをしてもカッコイイゴルファーにはなれるんじゃないかと。これは自分だけじゃなくみんなが持つべき意識だと思いますね」2022年、“本当のプロ”になった柏原の姿を見ることができそうだ。 「若い子だけでなく私たちも見てほしい(笑)」 「若い子たちの実力はスゴイと思います」と、素直に認めつつも「私たちも見てほしい。プレーだけでなく、格好とかも含めて、です!」 誌面では載せきれなかった秘蔵写真を特別公開! 柏原明日架の誌面未掲載カットはこちらから 月刊ゴルフダイジェスト2022年2月号より こちらもチェック!
  • 烏山城CCで行われた日本女子オープンで、2位に6打差をつけ圧勝を飾った勝みなみ。この1年でグンと飛距離を伸ばし、平均飛距離2位につけるドライバーショットの秘密を、青木翔コーチに解説してもらった。 PHOTO/Tadashi Anezaki 勝みなみかつみなみ。1998年生まれ。アマ時代を含めツアー通算6勝。平均飛距離は254.7ヤードでランク2位(10/7時点) 解説/青木翔 三ヶ島かな、野澤真央、亀代順哉に加え、アマチュアの梶谷翼など多くのジュニアゴルファーを指導するティーチングプロ。日本女子オープンでは梶谷のバッグを担いだ 左かかとで地面をしっかりつかんでいる 回転というよりもタイミングのいい体重移動で飛ばす印象です。ハーフウェイバックで右の股関節で体重を受け止められていて、トップでの捻転がとても強いです。ダウンスウィングは、左足の地面に近いところから動き出しているので、捻転が強い状態が保たれています。切り返し直後、右足がほとんど動いていないのがその証拠です。 続きを読む インパクトでは左足かかとが浮いていないのが最大の特徴。ココが浮くと体の動きが一瞬止まるためヘッドを急加速させられて飛ばせますが、反面、フェース面を管理しにくく方向性が悪くなります。勝選手は、左かかとで地面をつかんで蹴っているのでフェース面まで意識できているはず。それが飛距離と精度の高いストレートドローにつながっていると感じます」 勝みなみの1Wスウィング【正面】 アドレスからトップ、ダウンからフォローまで手首の角度が変わらない。手元が悪さをしないのでフェース面の管理がしやすく、ヘッドの入射角も安定する。これも強みのひとつ 勝みなみの1Wスウィング【後方】 5月に取材したトレーニング風景。「筋力だけでなく関節や各部位の使い方が向上しています。“動ける体”が好循環を生んでいます」(青木) 週刊ゴルフダイジェスト2021年10月26日号より こちらもチェック!
  • 閉幕から1カ月が経ち、いまだ興奮冷めやらぬ東京五輪。なかでも稲見萌寧の銀メダル獲得で大いに盛り上がった女子ゴルフでは、世界の猛者たちが300Yに迫る驚きの飛距離を連発。彼女たちはいったいなぜあれほど飛ばせるのか。世界を知る青木翔コーチにその秘密を解説してもらった! PHOTO/KJR、Tadashi Anezaki THANKS/パインレークGC 解説/青木翔 あおきしょう。1983年生まれ。全英女子オープンで渋野日向子をメジャー優勝へ導き、亀代順哉や三ヶ島かな、野澤真央などツアープロをはじめ、全国トップレベルのジュニアを育成するカリスマコーチ。2020レッスン・オブ・ザ・イヤー受賞 飛ばせる女子の秘密1深いトップ USLPGAのドライビングディスタンスでトップ10(274ヤード以上)に入る選手が9名も出場していた東京五輪。米女子ツアーの現場で彼女たちのスウィングを見てきた青木翔コーチに話を聞くと、彼女たちの飛びの秘密は大きく分けて3つあるという。その1つ目が“トップでの捻転の深さ”だ。 「レキシー・トンプソンの肩甲骨周りを見てください。左肩の皮膚は伸びて、右肩甲骨が背骨側に寄ることでシワができていますよね。これは肩甲骨の可動域が広いことを意味していますが、体の捻転もないと作ることはできません。すなわち、パワーの溜まったトップが作れている証拠です。これを可能にしているのが、テークバックでの重心移動を右足かかとと右尻で受け止めること。これにより、体の捻転でクラブを振り上げられ、手打ちにならないので、溜まったパワーを効率よくボールに伝えられるのです」 続きを読む Point 1右尻と右かかとで体重を受け止める かつてはトップで右腰や右尻を動かさないように壁を作ってパワーを溜めるというレッスンがあったが、それでは上半身と下半身の捻転差が生まれないと青木コーチ。右足かかとに重心を乗せ、右尻を後方に突き出すイメージで体を回転する Point 2テークバックは右足首からネジり上げる 体をねじり上げるとき、右足首から上半身に向かって体を回転していくと、トップで肩甲骨がしっかり入った深くゆるみのないトップが作れる。肩から動くと下半身が止まり上下の捻転差が生まれない レキシー・トンプソンの1Wスウィング 飛ばせる女子の秘密2左股関節で体重を受け止め高速回転 マリア・ファッシ(メキシコ代表) 平均飛距離: 278Y1998年生まれの23歳。アーカンソー大学時代に数々のタイトルを獲得して2019年プロ転向。体幹の強さを生かした飛距離を武器にメジャーを狙える逸材として注目されている 青木コーチが飛びの秘密として挙げた2つ目は、切り返しからの回転力だ。その動きがとくに優れているのが、メキシコ代表のマリア・ファッシだという。「よく切り返しで左足を踏み込む、という言い方をしますが、彼女を見ていると、左股関節に重心を乗せることで、“左脚全体”を使って踏み込んでいるように見えるのです。左足よりも、左脚全体という太い幹のほうが、トップで溜めたパワーを逃がすことなく受け止められるので、強い回転力に変換され飛距離につながるのです」以前、彼女自身に飛距離の秘密について聞いたときも「腹筋や太ももに力を入れて回転スピードを上げている」と、青木コーチと同じことを話していた。 Point 1切り返しで左股関節に重心を乗せる 切り返しでの体重移動を左股関節で受け止める。これにより、左脚全体に重心を乗せる感覚が強く出やすくなるという Point 2左尻でクラブを引っぱり下ろす 左尻を背面側へ動かしクラブを引っぱり下ろす。これにより、前傾角度を保ったままインパクトでき、さらに手元も浮かないため、強いインパクトが可能になり飛距離につながるという マリア・ファッシの1Wスウィング 飛ばせる女子の秘密3ヘッドと右足が引っ張り合う ビアンカ・パグダンガナン(フィリピン代表) 平均飛距離: 285Y1997年生まれの23歳。アリゾナ州立大学を卒業後、2020年にプロ転向。まだ目立った成績はないが、米女子ツアーのドライビングディスタンス2位と、最も注目を集めている選手のひとり 飛ぶ秘密の3つ目は、フォローでの「ヘッドと右足の引っぱり合い」だという。「飛ぶ選手は、インパクトまでに溜めたパワーをすべてボールにぶつけ、フォローでさらにヘッドを加速させることができています。それを可能にしているのが、グリップエンド側をしっかり握ることで運動エネルギーの支点を作ること。もうひとつは、左脚全体で踏み込んだあとにジャンプするのではなく、左足首からねじり上げる点。これにより上体が起き上がらず、右足が地面を踏ん張る動きが出てくるので、フォローでヘッドと右足の引っぱり合いが起こり、ヘッドを加速させることができるのです」 Point 1グリップエンド側をしっかり握る フォローでヘッドを走らせるには、グリップエンド側の左手の3本の指をしっかり握っておくことが重要。これにより力点(ヘッド)に対する支点ができるため、ヘッドを走らせやすくなる Point 2左足は伸ばさず足首からねじり上げる ダウンで左脚全体に踏み込んだあと、インパクトで上方へ飛ぶのではなく、左足首からねじり上げるように回転すると、フォローまで前傾角度が保たれ、ヘッドと右足が引き合いフォローでさらに加速する ビアンカ・パグダンガナンの1Wスウィング 飛距離アップの練習法素振りに勝るものはなし! スウィングの構造を知ることで、飛距離アップにつながるとはいうが、本当に飛ばしたいなら絶対にやらないといけないことがあると青木コーチは言う。それが“素振り”だ。「飛ばすには、結局のところクラブをどれだけ速く振れるかが重要です。だから振る練習、つまり“素振り”は地味ですが最強の飛ばしの練習法なんです。特に連続素振りは効果的です。かなり疲れますが、ヘッドを走らせる脱力のタイミングとヘッドの加速感を習得するには最適です。飛距離アップのためにぜひ試してください」 Drill 1連続素振り //{"googleAnalytics":{"userId":"[GAUSERID]"}} 休みなく連続して20回ほど振り続けると、無駄な力が抜け、ヘッドを走らせる感覚がつかめてくる Drill 2切り返しドリル //{"googleAnalytics":{"userId":"[GAUSERID]"}} トップの姿勢からハーフウェイダウンまでを2度繰り返し、最後にスウィング。左股関節に体重を乗せながら踏み込んでいく感覚をつかむ 週刊ゴルフダイジェスト2021年9月28日号より こちらもチェック!
  • PHOTO/JJ Tanabe ILLUST/Koji Kitamura アメリカ在住のトーナメントカメラマン・JJ田辺氏が、女子ツアーでひときわ輝きを放つ美女ゴルファー8人を厳選。試合中にとらえたチャーミングな瞬間をご堪能あれ。 才色兼備のツヨカワ女子たち みなさんこんにちは! カメラマンのJJ田辺です。僕は一流選手が集う世界のツアーで幾度となく撮影をしてきました。そこでまず心を奪われたのがイェリミ・ノ選手です。偶然彼女と同じホテルになり、ジムでも一緒になったときに気さくに話しかけてくれました。試合中は笑顔があまり見られない選手なのでイメージがガラリと変わり、いい子だなという印象を受けました。翌日にすれ違うときも笑顔で手を振ってくれ、思わずパシャリ。続いてガブリエラ・ラッフルズ選手。幼少期はテニスをやっていて14歳でゴルフに転向。わずか5年で全米女子アマを制覇。まさに天才ですよね。まだあまりカット数が撮れていませんが、要注目です。次にビアンカ・パグダンガナン選手。とにかく飛ばす選手で、現在もドライビングディスタンスは約285ヤードで2位。笑ったときの表情は愛嬌があふれていて、レンズ越しに見惚れてしまいました。 続きを読む イェリミ・ノ(20) 2001年7月26日生まれ 国籍:アメリカ 「身長が175センチもあり、スタイルはモデル級。直近の試合では立て続けに上位20位をキープと実力もあります。試合中は表情が硬いところがあるが、コースから離れると口元が緩んで笑みがこぼれる。レンズを向けるとポーズをとってくれるほど明るい子です」 「お化粧を整えるシーンをパシャリ。これ練習ラウンドではなく、試合中なんです(笑)」 ガブリエラ・ラッフルズ(20) 2000年4月14日生まれ 国籍:オーストラリア 「ガブリエラ選手は14歳でゴルフを始めて、わずか5年で全米女子アマを制覇。まさに天才少女ですね。プレー中も凛としていて大人っぽさすらも感じました。美貌もさることながら実力もあって、わりと成績も上位に出てきています。まさにアスリート美女。今後も目が離せません!」 ビアンカ・パグダンガナン(23) 1997年10月28日生まれ 国籍:フィリピン 「筋肉質で、飛距離も出る選手。パッと見は少しきつそうに見えますが、カメラに気が付くと『ニコッ』って笑ってくれて思わず引き込まれそうになりました。オンとオフの切り替えもさすがプロだなと感じました。いやーしかしあの笑顔は反則です!(笑)」 次から次へとスターが現れてくる 次はヘ・ムニ選手。「かわいい」と思わず口ずさんでしまいそうになる美貌で、立ち居振る舞いが上品なんです。ある日、会場で「今日の写真送ってくれませんか?」と話しかけてくれました。英語も流暢でもう何もかもが上品でした。そして次はパティ・タバタナキット選手。彗星のごとく現れ、出てきてすぐメジャーも取りましたね。でもプレー中以外は写真の通りにいつもニコニコしている普通の女の子。見るだけで応援したくなります。そして最後はシャミラ・ニコレット選手。初めて見たのは10年前。コースに一人だけ別世界の人がいるように見えました。実はこの写真も10年前に撮ったのですが、この企画をするならこの子でしょと思って過去のデータから探してきました。どんどんスターが出てくるゴルフ界。新たな原石を見つける旅に行ってきます! ヘ・ムニ(22) 1999年6月16日生まれ 国籍:中国 「インスタのフォロワーは驚異の40万人超えの美女ゴルファー。モデル並みの容姿に上品ですから、そりゃ人気が出るわけだ!」※左の写真は本人の公式インスタグラム(@lilymhe)より 渋野日向子(22) 1998年11月15日生まれ 国籍:日本 「『私のバッグの中の駄菓子!』と言って広げてくれた写真。みんなにフレンドリーな彼女にはまた勝ってほしいですね」 パティ・タバタナキット 1999年10月11日生まれ 国籍:タイ 「愛嬌の良さがこの写真から読み取れるほど素晴らしい笑顔。まさに南国美女でハイビスカスなどの花飾りが似合いそう!」 ジェシカ・コルダ(28) 1993年2月27日生まれ 国籍:アメリカ 「15歳くらいから彼女を知っていますが、本当にいい雰囲気の“大人の女性”になったという印象です。素晴らしい!」 シャミラ・ニコレット(30) 1991年3月12日生まれ 国籍:インド 「彼女は見た瞬間から見入ってしまいました。歩いている姿を見ているだけでも別世界にいる人のような感じ。その姿はまるでハリウッドスター。会場での存在感は圧倒的に1位でした。身長は180センチでスラッとした細めのスタイルで、見惚れてしまう。また米ツアーに帰ってきてくれないかなぁ……」 JJ田辺 アメリカに在住するゴルフカメラマン。ニューヨークに拠点を置き、PGAツアー、LPGAツアーで撮影&取材を行っている 週刊ゴルフダイジェスト2021年9月21日号より
  • PHOTO/Hiroyuki Okazawa、Tadashi Anezaki、Blue Sky Photos、Takahiro Masuda 6648Y・パー71で行われる東京五輪女子ゴルフ。海外メジャー並みのタフなセッティングだが、そんな長い距離をものともしない、世界の飛ばし屋5人のスウィングをクローズアップ。米女子ツアーに詳しいレックス倉本に解説してもらった https://my-golfdigest.jp/tournament/p32443/ ビアンカ・パグダンガナン(23) 平均飛距離 285.0Y世界ランク178位 162cm フィリピン 昨年プロデビューし、シーズン飛距離1位を獲得。プロデビュー戦となった20年全米女子プロでは9位タイに入り、潜在能力の高さを証明している ドラコン選手並みの深い捻転「超ストロンググリップでバックスウィング時に頭を低くして『これでもか!』というくらい体を捻転させています。飛距離に特化したスウィングといえます」(レックス倉本・以下同) >>パグダンガナンの1Wスウィング ブルック・ヘンダーソン(23) 平均飛距離 275.2Y世界ランク8位 162cm カナダ 14年に軽井沢で行われた世界女子アマで個人優勝。米ツアー通算10勝は男女通じてカナダ勢最多。ルールギリギリの48インチの長尺ドライバーを使いこなす オーバースウィングも軸ブレゼロ「超オーバースウィングですが、トップで沈み込みながら、切り返しで強烈なタメを作ることでシャットフェースになり、飛んで、かつ曲がらない」 >>ブルック・ヘンダーソンの1Wスウィング パティ・タバタナキット(21) 平均飛距離 274.7Y世界ランク13位 162cm タイ 大学2年時にプロ転向し、今季ブレーク。ANAインスピレーションでは初日から首位を守る完全優勝で、初勝利。米女子ツアーで現在賞金ランク4位 高い位置から振り下ろす「ボールの真上に頭を置き、バックスウィングで肩を縦に回転させることで、手を高い位置に振り上げている。大きなスウィングアークが特徴」 >>タバタナキットの1Wスウィング ネリー・コルダ(23) 平均飛距離 273.8Y世界ランク1位 177cm アメリカ 今年の全米女子プロに勝ち、世界ランク1位に。今年は13試合出場中トップ10入り8回、うち優勝3回と圧倒的な強さを誇っている 飛ぶだけでなく再現性も高い「長身と長い手足を生かしたオーソドックスなスウィング。再現性が高く大崩れしない。(五輪に出場する)姉ジェシカも妹とそっくりなスウィング」 >>ネリー・コルダの1Wスウィング 笹生優花(20) 平均飛距離 262Y世界ランク9位 166cm フィリピン 日本女子ツアーでは平均飛距離トップ。日本国籍も持つが、今回は母親の母国であるフィリピン代表として出場。2カ国の期待を背負って金メダルを目指す 理想的な高弾道・低スピンで飛ばす「シャットフェースでロフトを立てながら、インパクト直前までグリップが股関節より低い位置をキープして、ロースピンと高打ち出しを実現している」 >>笹生優花の1Wスウィング 週刊ゴルフダイジェスト2021年8月17日号より こちらもチェック!