「最終日以外はまったく記憶がない」4年ぶりV、初の海外メジャー…青木瀬令奈が振り返る2021年ベストシーン
2020-21シーズン終了後、青木瀬令奈と大西翔太コーチが年末の挨拶を兼ね、ゴルフダイジェスト社に来訪。せっかくなので、今年最も印象に残ったことを聞いてみた!
第4位
週刊ゴルフダイジェストの表紙を飾った
「わたし、本当に週刊ゴルフダイジェストさんの表紙になることがプロになったときからの目標だったんです。ありがとうございました」
第3位
最終戦リコーカップに4年ぶりの出場
「サントリーレディスで優勝したことで最終戦に出られました。選ばれた人しか出られない特別な試合。応援してくださっている方々やスポンサーの方も本当に喜んでくれました。実はあの試合は、賞金ランキングが高い順に駐車場の位置がクラブハウスに近づくんです。来年も出ること、もっと近い位置に停められるようになることが来シーズンの目標です」
第2位
初の海外メジャー全英女子オープン出場
「サントリーレディスに勝ったおかげで全英女子オープンの出場権を得ることができました。会場は難コースのカーヌスティ、予選通過はできませんでしたが、多くのことを学びました。例えば、残り40ヤード。日本ならAWやSWを使いますが、地面が硬いカーヌスティでは7番アイアンのランニングという選択が出てきます。また、風が吹いて2打で届かないパー4でも、作戦どおりにプレーできればパーが取れます。そういった基本、ゴルフの神髄を改めて学びました。帰国後、届かないパー4があってもフラットな気持ちでプレーできるようになりました」
第1位
4日間競技のサントリーレディス優勝
1位は4年ぶりのツアー優勝。「やっと勝てました。とくに4日間競技に勝てたのがうれしかった。でも最終日以外はまったく記憶がなく、そのときの映像や写真を見ても思い出せないんです。それだけ集中できていたのかな」
1ラウンドあたりの平均パット数が全体1位!
「この部門で1位(28.4737)を取れたことはコーチとして喜ばしいこと。パーオンホールだけでなく、外したホールでも寄せワンが取れている、ラウンド全体の指標ですからね」(大西コーチ)
週刊ゴルフダイジェスト2022年1月4日号より
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