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【週刊GD 表紙のウラ】“必ず来る”が現実に! 笑顔輝くスーパールーキー吉田優利

週刊ゴルフダイジェストの表紙には、そのときどきの“旬”のゴルファーや、直近の試合で鮮烈な印象を残した選手、または近々“来そう”な選手などが採用される。なぜ、そしてどのような意図でその選手を表紙に選んだのか。出来立てほやほやの次号の表紙にまつわるウラ話を週刊GD編集長が語る。

【今週の顔】

吉田優利

撮影/有原裕晶

8カ月ほど前、今年の女子ツアー開幕直前の2月、女子プロのオフシーズン仕上げ練習を取材しようと、編集Aがチーム辻村のもとへ訪れた。

その取材の最後、チーム全員の集合写真を撮ることができ、その号の表紙(2月23日号)に採用。上田桃子、小祝さくら、永井花奈、山村彩恵、松森彩夏、5人の先輩に囲まれ、前列の真ん中で笑顔を見せる選手が吉田優利だった。

2000年4月生まれの吉田は、西村優菜、古江彩佳、安田祐香と同学年のミレニアム(プラチナ)世代。2018年の日本ジュニアと日本女子アマで優勝した注目選手だが、撮影時点でプロとしては最高位19位タイ(20年ニトリレディスとエリエールレディス)のツアールーキー。

しかし取材から戻ってきた編集Aは「今シーズン、この選手はきっときますよ。取材中も物怖じしないしですし」とアピールしていた。

その予言(?)どおり、吉田は7月の楽天スーパーレディスで初優勝、翌月のゴルフ5レディスで2勝目。どちらも笑顔のプレーが印象的な逆転優勝だった。

先の日本女子オープンは1打足りずに予選落ちだったが、体調を万全にして、笑顔の3勝目に期待したい。

今号は表紙に加えて、連戦の合間にお邪魔させて頂いた、地元でのオフ練シーンとスウィング連続写真を辻村明志コーチの解説で、巻頭カラー5ページで掲載中です。

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