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【アース・モンダミンカップ】菊地絵理香が完全優勝で4年ぶり4勝目。結婚後初勝利

<アース・モンダミンカップ/カメリアヒルズCC(千葉)/6639Y・パー72/6月24日~27日>
PHOTO/Hiroyuki Okazawa

千葉県のカメリアヒルズCCで行われたアース・モンダミンカップ最終日、ノーボギーの68で回った菊地絵理香が、完全優勝で4年ぶり4勝目を挙げた。

賞金総額3億円、JLPGA最高賞金額となった今大会は、シーズン中盤を迎え拮抗する賞金女王争いに大きな影響を与えるほか、五輪代表争いでも注目を集めた。

そんな注目のなかで存在感を示したのがプロ13年目の菊地絵理香。フェアウェイキープを重視し、ティーショットで3Wや5Wを使うなど、ベテランらしいマネジメント能力の高さを発揮したことに加え、今季に入って新たに採用したパター、「JUNO TB1ツアートラスヒール」が絶好調。4日間首位を譲ることなく、トータル20アンダーを叩き出し、2017年のTポイントレディス以来となる4年ぶりの4勝目を挙げた。

4日間を通じ安定した試合展開を見せた菊地だが、圧巻だったのは最終日の16番ホール。アプローチで微妙な距離の下りスライスラインを残したが、これを難なく沈めてパー。本人は試合後の会見で「気合だけで打ちました」と語ったが、ベテランらしい安定度の高さを証明する1打となった。

「4日間大会で勝つことが目標でした。それを達成できて、ほんのちょっと自信になりました」と菊地。久しぶりに“エリカ様”に笑顔が戻った。

今シーズンより投入し、菊地の好調を支えるのがテーラーメイドの「TPコレクション ハイドロブラストJUNO TB1ツアートラスヒール」パター

五輪代表争いは稲見に軍配

<アース・モンダミンカップ最終成績>

優勝菊地絵理香-20
2位西郷真央-18
3位西村優菜-11
4位T堀琴音-10
4位T金澤志奈-10
6位T申ジエ-9
6位T笠りつ子-9
6位T藤田さいき-9
6位T青木瀬令奈-9
6位T上田桃子-9

週刊ゴルフダイジェスト2021年7月13日号より

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