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【ゴルルとルール】深いラフで球を探していたらクラブが球に当たっちゃった! これって1打になるの?
ゴルルとルール
ルールはバッチリ覚えているつもりでも、いざコースへ出ると、「あれ? こんなときどうすればいいんだっけ……」という場面に遭遇することもしばしば。今回も、ゴルルと一緒に楽しくルールを学んでいこう!
監修／小山混
PHOTO／Yasufumi Sakagami THANKS／武蔵野GC
ゴルル会員番号48
渥美友里恵
ゴルル会員番号65
鈴木真緒
渥美のティーショットはプッシュアウトで右のラフの方向へ……。
「右に行っちゃったけど、OBは大丈夫そうね」
しかし行ってみると、深いラフでボールがなかなか見つからない。
「このへんのはずだけど……」
ボールを探していたところ、渥美のクラブがボールに当たってしまう。
「あ! 発見」
「元の位置に戻せばいいよね」（渥美）
「ま、待ってください!」（鈴木）
「いま、クラブがボールに当たってボールが動きましたよね。ストロークとしてカウントされるから、その場所から3打目になります」と指摘する鈴木に対し、渥美は「たしかにクラブがボールに当たったけど、捜索中に偶然当たっただけだから無罰で元に戻していいはずよ」と主張。果たして正しい処置は?
球を探していたら、クラブが球に当たった。どうなる?
A. 1罰打でリプレース
B. 罰なしでリプレース
C. 1打とカウントしてそのままプレー
正解は……
B「罰なしでリプレース」
プレーヤーがストローク後、インプレーの球を捜索している際に、プレーヤー自身やほかの誰かがそのプレーヤーの球を偶然に動かした場合、罰はなく、その球は元の箇所にリプレースしなければならない（分からない場合は元の箇所を推定してリプレース）。今回のケースも、捜索の際にクラブが球に偶然当たっただけなので、罰なしで元の箇所にリプレースすればOK（規則7.4）
週刊ゴルフダイジェスト2022年8月2日号より
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