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【ゴルルとルール】グリーン上にクラブを置いてスタンスチェック。打つ前に取り除けば大丈夫だよね?
ゴルルとルール
2021.10.14
ルールはバッチリ覚えているつもりでも、いざコースへ出ると、「あれ? こんなときどうすればいいんだっけ……」という場面に遭遇することもしばしば。今回も、ゴルルと一緒に楽しくルールを学んでいこう!
監修／小山混
PHOTO／Tadashi Anezaki THANKS／武蔵野GC
ゴルル会員番号14
板倉由姫乃
ゴルル会員番号48
渥美友里恵
パーオンに成功した板倉。5ｍと距離はあるが、上りのほぼストレートなライン。真っすぐ打ち出せればチャンスはあるが……。
「今日はどうも狙った方向に打てないのよね……。そうだ!」
何かを思いついた板倉。
「この方向に打ち出せば……」
おもむろにパターをグリーン上に置く。
方向を示したパターに沿ってスタンスを取る板倉。
「なるほど! これが真っすぐな構えね」
「よし、今のイメージで……」（板倉）
「い、今のはマズイですよぉ!」（渥美）
「グリーン上では、打つ方向を示すものを地面に置いてアドレスするのは違反ですよ」と指摘する渥美に対し、板倉は「地面に置いたまま打つのはダメだけど、打つ前に取り除けば問題ないはず」と主張。果たして正しいのは?
グリーン上で、プレーの線を示したクラブに沿ってスタンスを取った。どうなる?
A. 2打罰
B. 打つ前に取り除けば無罰
正解は……
A「2打罰」
プレーヤーやキャディーは、パッティンググリーンの球をプレーする際に、プレーの線を示すために物を置いてはならない。これは、その物をストロークを行う前に取り除いたとしても、認められない。パッティンググリーン以外の球をプレーする際は、プレーの線を示すために、コース上に物（たとえばバッグやタオルなど）を置くことは認められるが、その物はストロークを行う前に取り除かなくてはならない（規則10.2b）。
週刊ゴルフダイジェスト2021年10月19日号より
