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【ゴルフジム】「左足上がりのアプローチでザックリばかり出ます」

読者の悩みを教え上手なプロがマンツーマンで解決する連載「ゴルフジム」。今回のお悩みは「左足上がりのアプローチが苦手」というもの。その解決法とは?

PHOTO/Yasuo Masuda TEXT/Daisei Sugawara THANKS/アーリーバード.ゴルフクラブ

教える人/桐林宏光

きりばやしひろみ。64年生まれ、東京都出身。06年プロ入会。05年筑波大学で修士課程を修了、プロゴルファーでありながら、スポーツメンタルトレーニング指導士の資格も持つ。「桐林宏光ゴルフ塾」を主宰

<今週のお悩み>
「左足上がりのアプローチで
ザックリが出やすい」

●篠原道雄さん(67歳/身長173cm/ゴルフ歴25年/ベストスコア87/平均スコア100)
スタンスをオープンにし、ボールを左足に置いて、ボールを「上げる」打ち方をしている。左足上がりは、傾斜なりに打てば黙っていてもボールは上がるので、必要以上に上げようとしてしまうと、ダフリにつながる

篠原 15ヤードくらいの短いアプローチが安定しません。とくに左足上がりで、ひどいザックリが出ます。

桐林 傾斜地から打つときは、もう少し下半身をどっしりさせてスウィングするほうがいいですね。ちょっと、腰がぐるぐる動きすぎているので、とくにテークバックでは右足を踏ん張って、上体だけをねじる感じにするといいんです。

篠原 あ、こうすると上体が左右に揺れませんね。

お尻を振ってスウィングしすぎです

桐林 左足上がりは右足のほうが低いので、体重は右足に多くかかるんですけど、重心はなるべく左サイドに寄せて、その場で固定しておくほうがいいです。お相撲さんが押し合うときみたいに、ちょっと重心を下げた下半身の形を作ってから、左足のほうにちょっと体を寄せるイメージですね。

篠原 さっきより、さらに安定感が増しました。

桐林 スウィング中は、「腹圧」を強くすると、体が揺れません。ゴム風船をふくらますときに、お腹に力が入りますよね? あの感じで腹圧を高めてからアドレスして、そのまま打ちます。腹圧が抜けた状態でアドレスすると、スウィングのときに圧をかけようと思ってもなかなかうまくいきませんから、必ず、腹圧、アドレス、スウィングの順番にしてください。

篠原 お腹に力を入れるというのは、こういうことだったんですね。

桐林 それと、ボールは普段より少し右足寄りに置くほうが、左足上がりではクリーンに打ちやすいです。

これで解決!
「下半身をどっしりさせ
“腹圧”をキープして打とう」

Point 1
テークバックで腰を回しすぎない

傾斜地では、下半身をどっしりさせ、腰の回転を抑え気味にして、上体だけをねじるようにしたほうが、クリーンなコンタクトを確保しやすい

Point 2
ボール位置はやや右足寄り

左足上がりでは、通常の「左足かかと内側」のボール位置だと、かなり傾斜に逆らって重心を左に移動させる必要がある。少し右足寄りにおけば、無理なくコンタクトできる

Point 3
重心を少し左サイドに寄せる

まず下半身を安定させてから、上体を少しだけ斜面の高いほう(左サイド)に寄せる。最下点が左に移動し、ヘッドが上から入りやすくなる

Drill
風船をふくらませた状態でスウィング

ゴム風船を口にくわえ、アドレス前にある程度ふくらませる。その状態で前傾すると、腹圧を高めたアドレスの感覚がわかる。スウィング中は、この腹圧の高い状態をキープする

週刊ゴルフダイジェスト2022年3月29日号より