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【この技で初優勝!】片岡尚之編 #1「狭いホールも怖くない! ドライバーの“ローフェード”」【動画あり】

2021年の「ジャパンプレーヤーズ選手権」でプロ4戦目にして初優勝を挙げた片岡尚之の得意技は、ドライバーのローフェードと安定感抜群のショートパット。今回は、優勝を決めた18番でも披露した、ローフェードの打ち方を教えてもらった。

PHOTO/Hiroyuki Tanaka THANKS/嵐山CC

解説/片岡尚之

かたおかなおゆき。97年生まれ。北海道出身。東北福祉大4年のときにプロ転向。プロとして4戦目のジャパンプレーヤーズ選手権でいきなり優勝を果たす。平均パットは1.7349で1位、サンドセーブ率6位と、ショートゲームに抜群のセンスを持っている

ここぞの場面で確実に
フェアウェイを獲る「ローフェード」

GD 5月のジャパンプレーヤーズ選手権は、プロになってわずか4戦目の優勝でした。

片岡 自分でもびっくりしました。あのときは最終組の3組前で回っていて、なんとか15アンダーを守ってホールアウトしようと必死でした。最終ホールは、左サイドがグリーンの横までずっと池で、しかもアゲンストの風が吹いていたんです。

GD それは、魔の最終ホールですね。確か、最終ホールをパーでしのいで、プレーオフに備えていたら、後続の先輩方が全員、最終ホールでスコアを落としてしまって優勝が決まったんでしたね。

片岡 そうなんです。最終ホールで僕に奇跡のパーをくれたのが、絶対に左に引っかけないドライバーのローフェードです。ここぞ、というときに、安全確実にボールを運べる切り札なんですよ。


Point 1
超ハンドファーストにヒットする

「ローフェードを打つときは、アウトサイドからややダウンブロー気味にクラブを下ろして、ロフトを立ててインパクトします。そのため、インパクトはハンドファーストの形になっているはずです」(片岡)

Point 2
トップの右手首の角度をインパクトまでキープ

「いちばん大切なポイントは、トップで右手首の角度を作ってシャットフェースにしておいて、その右手首の角度を保ったままインパクトすること。切り返しで手首がほどける動きを抑えられたら、意外と簡単に打てます」

Point 3
左を向いて左に振っていく

「カット軌道でフェードを打つので当たり前ですが、これが意外と難しいんです。絶対に左から戻ってくると信じて、左を向いて、左に振っていくことでフェードが打てます」

片岡尚之のローフェード&ハイドローを動画でチェック!

>>片岡尚之編#2
安定感抜群のショートパット

週刊ゴルフダイジェスト2022年2月15日号より