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【若手プロのアイアン流儀】#3 清水大成「リストターンは使わない。体の回転を重視しています」

切れ味鋭いアイアンショットが武器の若手プロ3人に、アイアンで重要なことを教えてもらう本特集。3人目は、今年の日本オープンで7位タイに入る活躍を見せた清水大成プロ。B・ケプカのように体を鋭く回転させるスウィングのポイントとは?

PHOTO/Yasuo Masuda THANKS/ザ・クラシックGC

清水大成

しみずたいせい。1999年生まれ。福岡県出身。時松隆光らを輩出した「テンフィンガー」でお馴染みの桜美式でゴルフを覚えた。300Yを超える飛距離も魅力。ロピア所属

前回のお話はこちら

ひじを伸ばさず体を高速回転

GD 清水プロはインパクト前後でひじをピーンと伸ばしていないのが特徴です。

清水 自分ではまったく意識していませんでしたが、B・ケプカ選手のスウィングと似ていると言われるのも、そこかもしれませんね。

GD 体を高速回転させて、そこに腕がついていく感じですが、どうやって体を回転させているのでしょうか。


清水 トップで体を十分に捻転させた体勢を作ることがいちばん大切だと思っています。右股関節にしっかり体重を乗せて、右の肩甲骨がピタッとはまる位置があるんですが、そのポイントまでしっかり体をねじる。あとは、切り返しから地面を踏んで、地面反力も使って体を回転させています。

Point 1
手が体の近くを通るから速く回転できる

清水プロとケプカのスウィングを比較すると、ひじの使い方がそっくり。これは、リストターンを抑えて、体の回転でスウィングしている証拠。手を体の近くに引き付けることで、体を高速回転させることができる

Point 2
頭の上下動を抑えてミート率アップ

「回転系スウィングでは、重心の上下動がスウィングの精度を下げてしまいます。たとえば、速く振ろうとして上体が力むと、トップで体が沈むはず。芯でとらえるためには、頭の上下動を抑えることが大切です」(清水)

Point 3
トップで右股関節に乗る

「体の回転で振るとき、トップで回転できる体勢ができているかがもっとも重要。右股関節にしっかりと乗って、ズボンにシワができているかチェックです。背中がターゲットに向くくらい上体がねじれていれば準備OKです」(清水)

清水大成のアイアンスウィング

動画もチェック!

週刊ゴルフダイジェスト2021年11月16日号より

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  • PHOTO/Norimoto Asada、Hiroaki Arihara 男子ツアーの注目ルーキーを紹介する不定期連載「ツアーの新人ご紹介!」。第2回は金谷拓実や桂川有人と同学年、今春日大を卒業したばかりの清水大成を直撃! 飛ばし屋の九州男児は小技も得意 「プロになってめちゃめちゃ楽しいんですけれど、やっぱり結果も求められる。アマチュアのときは、1試合に向けて調整できましたが、プロは試合が続くなかで調子を落とさないように体のコンディションも整えるのが大事です」と爽やかに話すのは今春日本大学を卒業したばかりのルーキー・清水大成。すでに同期の桂川有人らとともにツアーでも上位に顔を出している。「日大はすごい先輩が多くて勉強になった。キャプテンを務めて人間的にも成長できました」日大の和田監督や小野コーチが「華のある選手」と言う清水。300Yの飛距離や爆発力が魅力で、そこにばかりに目がいくが、じつは小技も得意。「もともと飛ぶほうじゃなかったので小技が生命線だった。すごく練習しました。飛距離は高校まで250Yくらい。握力がなくなるまでバット素振りしたり、大学に入って下半身やHSを上げるための筋肉を鍛えたりして筋肉量が増え、体重も70㎏から76㎏に。飛距離も伸びました。スプーンで290Yいきます」目標はタイガー・ウッズ。「ひざをケガしながら勝ったり、復活優勝したマスターズも、いちいちすごい。ワッグルは真似したことあるんですが、あまり合わなくて(笑)」貪欲にツアーを戦う清水。一緒に回った石川遼の連絡先をゲットし、練習ラウンドのお願いをした。「全部上手いし経験もすごい。マネジメントの攻守の区別のヒントももらえた。たとえばパー4のティーショット。ドライバーで打ってスコアが4か3になるならいいんですが、5になる可能性があれば100点に近いショットが求められる。それなら3Wや2Iで160Y残っても7I、8Iで打てば、4になる確率は高くても5は消せる。ただ『狭いから刻もう』ではない考え方になりました」見てほしいプレーは「勝負どころでのアグレッシブさ」と言いつつ、じつは慎重でコツコツ派だという清水。「試合に出るほど課題はみつかる。最近はティーショット。やっぱり曲がり幅をもっと狭めないと結局刻むことになり、飛距離270Yと一緒になります。精度を上げることが大事です。直近の目標は1勝とシード獲得。将来的には松山(英樹)さんみたいに、海外ジャーをとれるような選手になりたい。アメリカに行きたいので、英語は勉強しています。高校のとき意外に成績はよかったんです。数学は苦手でしたが(笑)。外国でも楽しくやれるタイプだと思います」気持ちもイケてるルーキー清水大成、応援しどころは多そうだ! ショットもアプローチもパットもトレーニングも「イケメン」 (左上)上げるのも転がすのも得意。多彩な寄せ技がある。「右手で打つイメージにするといいです。(左下)大学4年のときは週5くらい、ゴルフ部寮のジムでトレーニングをしていた。ウェイトも体幹トレーニングもみっちりと。(右)パットのグリップは「普通」。リズムを大事に。平均パット数は4位(9月5日現在)。テンフィンガー先輩・時松隆光より1つ上の順位だ 石川遼と志願の練習ラウンド 「遼さんを半分ギャラリーみたいな感じでずっと見ながら、ずっと質問しました(笑)。源蔵さん(時松隆光)はいつも変わらないペースでショットもパットも歩き方も同じなのがすごいです」 清水大成 1999年1月17日生まれ。福岡出身。O型。9歳で父に練習場に連れていかれてゴルフを始める。東福岡高校卒業後日本大学へ。17年の日本学生では1年生王者に。2020年プロ転向、QT5位に入った●175㎝・76㎏●スポーツ歴/サッカー、水泳●好きなアスリート/NBAのステフィン・カリー。めっちゃ上手いしカッコいい●好きな食べ物/焼肉、餃子●嫌いな食べ物:トマト●好きな音楽/ONE OK ROCK。DVD で映像の迫力も楽しむ●趣味/トレーニング。暇つぶしは携帯ゲーム●好きな女性のタイプ/女性らしい人●座右の銘/人事を尽くして天命を待つ 週刊ゴルフダイジェスト2021年9月21日号より こちらもチェック! https://my-golfdigest.jp/tournament/p23167/