【若手プロのアイアン流儀】#2 古川雄大「使うのは、体の内側の力と地面反力です」

週刊ゴルフダイジェスト

2021.11.05

KEYWORD アイアン体幹古川雄大地面反力手打ち解消

切れ味鋭いアイアンショットが武器の若手プロ3人に、アイアンで重要なことを教えてもらう本特集。2人目は、今年の日本ゴルフツアー選手権で2位に入った注目株・古川雄大プロ。大事にしている2つのポイントとは?

PHOTO／Tadashi Anezaki　THANKS／六甲国際GC

古川雄大

ふるかわゆうき。1997年生まれ。福岡県出身。肩関節の柔らかさを生かしたフェードボールが持ち球。今季、日本ゴルフツアー選手権で単独2位に入るなどレギュラーツアーでも活躍

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手を使わないために
体の内側を意識

GD　古川プロはアイアンを打つとき、何か意識していることはありますか。

古川　そうですね。体の内側に力を入れることを意識しています。

GD　体の内側?

古川　体幹といえばいいんでしょうか。体の内側に向かって力を込めることで、逆に体の外側にある腕の力を抜くことができるんです。腕や肩に力が入っていると、スムーズにスウィングできなくなりますよね。手を使う意識をなくしていければ、ショットの精度は高くなります。

GD　そのために体の内側に力を入れるわけですね。

古川　そうです。あともうひとつ、切り返しで左足をグッと左斜め前方に踏み込むことですね。

GD　それで地面反力を受けるんですね。古川プロのスウィングを見ても、切り返しのとき、左に踏み込んでいるのがよくわかります。

古川　右足を踏んでしまうと、体重が右に残ってすくい打ちになりやすいので、左足をしっかりと踏み込むことが大事だと思います。