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【ゴルフ上達】正しいスウィングは正しいアドレスから。「アマチュアの間違ったアドレス」8パターン (解説:内藤雄士)

アマチュアのアドレス31人分を内藤雄士(プロコーチ)にチェックしてもらうと。アマチュアならではのミスの傾向が見えてきた。なぜコースに出ると練習場のように打てないのか? その原因、アドレスのせいかもしれませんよ。

「ゴルフが上達するアドレス」①②はこちら↓

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【解説】内藤雄士プロコーチ
丸山茂樹のコーチとして日本人で初めてメジャーすべてに帯同。現在は解説者としても活躍

ゴールデンクロスCC8番
500ヤード・パー5でアドレスチェック

フェアウェイは広いが右には池。左はOBが近いのでプレッシャーがかかるティショット

アマチュアに多いバッドアドレス例

アドレス TOP1
足と肩が逆向き

スタンスは右向き、上体は左にねじれている

傾向と対策
足は右で。肩や腰のラインが完全に左を向いてしまっている。つまって右、かぶって左と両方の曲がりが出る構え。腰と肩の開きを抑えることからはじめよう。

アドレス TOP2
右サイドが強い

右腕がピンと張り右サイド全体に力みがある

傾向と対策
右腕がピンと伸びて、グリップも右手が主体で、右肩も上がっており、まずスライスしか出ない構え。右肩を下げ、グリップ位置を左足付け根にセットしよう。

アドレス TOP3
両手ともにウィークグリップ

右手を上から握りすぎ

傾向と対策
極度のウィークグリップで、こうするとフェースが開きやすくなり右へのプッシュが多いはず。左手はグリップの上から、右手は下から握ろう。

アドレス TOP4
棒立ちでどっしり

骨盤の前傾がない直立状態

傾向と対策
地面に対してほぼ直立して構えている。体の回転でクラブを上げるとフラットになりすぎる。股関節から前傾を作り、くの字を作ろう。

アドレス TOP5
ボールをのぞきこむ

顔がボールに向き、体全体が開く

傾向と対策
ボールに対してのぞき込むように構えており、体も若干開き気味に。テンプラになりがちなので、右足体重でボールを右から見てみよう

アドレス TOP6
ボールが遠い

首と手が前に出る

傾向と対策
前傾角に対して首だけ前に出ており、手も前に出てボールが遠い。背骨に真っすぐ首のラインを整えるだけでだいぶ変わるはず。

アドレス TOP7
右手が超フック

右手を下から握りすぎ

傾向と対策
フックグリップがいいとはいえ、右手を極端に下から握りすぎている。フェースが返り引っかけやすい。右手の指先でグリップを握ってみよう。

アドレス TOP8
上体が力みすぎ

力みから右肩が上がり前に出ている

傾向と対策
肩が上がるほど右手に力が入りすぎている。スライスしか出ないので向きも極端に左を向いている。右肩を下げ、右ひじを体に向けて構えてみよう

「皆さん、ボールに当てたい気持ちが出すぎています」(内藤)

練習場と違ってコースは飛ばしたい、当てたい、OBが怖いなどが原因で、力んだ構えを作りがちですね。(内藤)

撮影したホールがパー5ということもあるとは思うのですが、しっかり当てて飛ばそうという意識で重心が低い人が多く見られました。

どっしりとボールに向かって構えてしまっている人も多くいます。体が止まってしまうと、手打ちになりがちです。

まずは結果を求めるよりも練習場みたいに気楽に打つことが大切です。

そのうえで、股関節から状態を前傾させ、下半身が使いやすい構えを作ることができれば、コースでもナイスショットが打てるようになりますよ。

月刊GD2019年12月号より

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