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【ミナセの小部屋】Vol.54「大きなフラフープを一生懸命回そうとしていませんか?」

PHOTO/Takanori Miki

1年で50ヤードも飛距離を伸ばした『ゴルル』メンバーの小澤美奈瀬が飛ばしの秘訣を伝授する本連載。今回はヘッドを走らせるための腰の動きのイメージについて教えてくれた。

小澤美奈瀬
おざわみなせ。1992年生まれ、愛知県名古屋市出身。小誌・美女ゴルフユニット『ゴルル』メンバー。現在、ミニツアーなどに参戦しながら、主に東京や名古屋などで飛距離アップのレッスンを行っているUSLPGAティーチングプロ

こんにちは! 小澤美奈瀬です。本格的に梅雨入りした感じですが、雨の日ゴルフも楽しみましょうね♪

では、さっそくですが今回は腰の動きについてです。細かくいうと、股関節の動きになりますが、みなさんがイメージしやすいように、今回は腰の動きと表現させてもらいますね。飛ばそうとすると、どうしても体重移動を大きくして体を左右に揺さぶってしまう人が多いです。でも、これでは軸がブレてしまうので、遠心力がかからずヘッドを速く振ることができません。

そこでイメージしてほしいのが、小さなフラフープを回す腰使いです。大きなフラフープを回そうと思ったら、腰を左右に大きく動かそうとすると思います。でも腰を左右に大きく動かすほど、フラフープは速く回ってくれません。一方、小さなフラフープを回すときは、腰の動きは小さくてもフラフープは高速回転してくれます。

ゴルフでも、小さなフラフープを高速回転させるイメージで、その場で素早く腰を回転させてみてください。ヘッドスピードが上がって飛距離アップにつながりますよ!

体重移動が大きいほど
回転スピードは落ちる

ヘッドを走らせるには、小さなフラフープを回すイメージで、その場で素早く腰をターンさせていく。飛ばそうとして腰を左右に大きく動かしてしまうと、軸がブレて腰を速く回転させることができなくなり、かえってヘッドは走らなくなる

週刊ゴルフダイジェスト2021年7月6日より