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【ミナセの小部屋】Vol.52 体が硬くても深いトップが手に入る!「サイドステップ」試してみよう

PHOTO/Takanori Miki

1年で50ヤードも飛距離を伸ばした『ゴルル』メンバーの小澤美奈瀬が飛ばしの秘訣を伝授する本連載。今回は、体が硬い人でもしっかりと捻転できるスタンスの工夫を教えてもらった。

小澤美奈瀬
おざわみなせ。1992年生まれ、愛知県名古屋市出身。小誌・美女ゴルフユニット『ゴルル』メンバー。現在、ミニツアーなどに参戦しながら、主に東京や名古屋などで飛距離アップのレッスンを行っている。USLPGAティーチングプロ

こんにちは! もう梅雨入りですが、雨にも負けず飛ばしましょう!

突然ですが、みなさんに質問です。スタンスは目標方向と平行(スクエア)じゃないとダメだと思っていますか? そんなことはありません。体が硬く、肩や胸の捻転が十分にできないのに、無理にスクエアに構えて振り上げて、手打ちになっている人が多くいます。それなら、肩や胸を簡単に回せるスタンスを初めから作っておけばいいと思いませんか?

そこで私がオススメするのが『サイドステップ』。右足を引いてクローズスタンスで構えて振ることです。

これだと、ボールが曲がりそうだと思う人がいるかもしれませんが、そんなことはありません。肩と胸が主導となってクラブを振ることができれば、極端にインサイドに振り上がることもないですし、むしろ体の内側からクラブを振り下ろせるのでボールを強く叩くことができます。さらにスウィング中の前傾角度も保ちやすくなり方向性もよくなります。ぜひ一度、右足を引いて打ってみてください。

スクエアにこだわると手上げになりやすい

上体が硬く、バックスウィングで肩や胸を十分に回せないにもかかわらず、大きなトップを作ろうとすると、手でクラブを上げる動作が入ってしまう。トップで胸をしっかりと後方に向けるためには、右足を引いてクローズスタンスでスウィングするのがオススメ

週刊ゴルフダイジェスト2021年6月8日号より