【読者記者】No.1899「右に出てさらに右に曲がることが多い。つかまった強い球を打つには?」

読者が自身の悩みを解決する方法について、直接プロに取材する「読者記者」。今回のお悩みは「ドライバーで強い球が出ない」というもの。果たして解決方法は?
PHOTO/Yasuo Masuda TEXT/Daisei Sugawara THANKS/ボールパーク


読者記者No.1899 湯本正美さん
●飲食店経営 ●ゴルフ歴/18年 ●ベストスコア/90 ●平均スコア/95 ●155㎝ ●ドライバー飛距離/180ヤード
先生/藤井誠
58年生まれ。米軍多摩ヒルズGCで長く副支配人を務めながら、「多摩キッズ」を創設、ジュニア育成に力を入れる。現在、「ザ・プレミアムバックステージ虎ノ門」アドバイザー兼インストラクター

湯本さんのお悩み
「ドライバーで強い球が出ない」
ドライバーを含めてボールが右に飛び出してさらに右に曲がることが多いです。真っすぐ強い球で飛ばせたら……。
上体を左右に揺さぶって、ヘッドをボールにぶつけるスウィング。「当てる」ことが主目的になってしまっていて、インパクト後に急激にアークが小さくなっている
湯本 球を強くつかまえたいです。
藤井 今は右サイドの力で何とか当てるだけになっているので、左サイドも使って大きく振って球をとらえましょう。まずは始動で左肩を下げるようにして、軸をずらさずにトップまで上げてみてください。ダウンスウィングはヒップターンを鋭く、フォローはクラブを頭の上のほうに振り抜くイメージにしてください。
湯本 最後まで回転が続きます。当たりも強くなりました。

<問題点>
上半身が横にずれて回る
テークバックで左肩が真横からやや上に動きながら上体が回転するため、トップまでの軸ずれ、上体の起き上がりが大きい
記者「大きく振ろうとすると横にずれちゃいます」
プロ「左肩を下げるように回るといいんです」

Point
左手首に角度をつける


左手首が小指側に折れる「尺屈」状態だと、クラブを持ち上げるのに力が要るため、上体も動いてしまいやすい。親指側に曲げる「撓屈」だと、シンプルな動きで上げやすい
軸を意識しながら何度も素振り
「当てる」から「振る」に変わってきた!

左肩を下げながらテークバックすること、左腰を鋭く回転させてダウンスウィングすることなどを意識しながら、素振りを繰り返して感覚を体に馴染ませていく。次第に軸が定まってきて、さらにスムーズに回転できるようになる
Point
クラブを高いところに振っていく

「当てて終わり」だと、フィニッシュが低くなる。高く振り抜く意識があると、アークが大きくなりスウィングスピードも上がりやすい
Drill
クラブを持たずに腰だけを回転

切り返し直後に腰を水平に戻し、できるだけ素早く回転させる。女性ならスカートの裾が一気に広がるように回せるのが理想
<取材後記>
左手を使う感覚が出てきた
左サイドを意識してスウィングを繰り返しているうちに、右サイドとの一体感を感じられるようになってきました。今まで左手をほとんど使っていなかったこともわかりました。
月刊ゴルフダイジェスト2025年4月号より