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【人気連載アーカイブ】遊ぶつもりでやってみて Vol.122 100切り、パープレー…「目標スコア」達成に必要な条件とは?

家族全員がチャンピオンの経験のある四国イチのゴルフ一家「二宮家」。その長男でありベストスコア59(!)のトップアマ・慎堂さんが、ゴルフに対する独特の考え方や一風変わった練習法を紹介。上達のヒントが満載!

ILLUST/Masaaki Takauji

前回のお話はこちら

「ゴルフうまくなりたーい」

誰もがそう思っているだろう。しかし、それはただ漠然と「大金持ちになりたーい」と思うのと一緒で、なんの具体性もない。したがって、実現することはないだろう。

やっぱり、うまくなりたいと思うなら、それなりに作戦を立てるべきである。まずは、目標スコアを掲げる。それを達成するために必要な条件を考える。これが重要だと思う。

例えば、72で回りたいとする。みなさんは、どんな条件が必要だと思う?

●飛距離250Yの1Wショット
●キレキレのアイアンショット
●自由自在に打ち分けられるアプローチショット
●パット数が20台

など枚挙にいとまがないと思うかもしれない。しかし、ボクが考えるのはたった3つだけだ。

●そこそこまっすぐ飛ばせる
●そこそこパターが入る
●OBを出さない

ドライバーはそこそこまっすぐ飛ばせれば飛距離なんて200Yあれば十分。アイアンもグリーンに乗せることよりも、どこに乗せるか(狙ったところに打てるか)のほうが重要なので、別にキレキレじゃなくていい。OBは出さないに越したことはないが、まぁそこそこまっすぐ飛ばせるならバーディを取るチャンスがあるので、そこまで神経質になる必要もない。そう考えると、練習方法も変わってくるはず。やっきになって飛距離UPを目指すよりも、“そこそこ”を目指せばいいってこと。

目標が100切りの場合は、もうちょい条件がたくさんある。

●自分のミスを知る
●ティショットで“そこそこ”まっすぐ飛ばせるクラブを1本つくる
●セカンドでグリーン近くまで飛ばせるクラブを1本つくる
●アプローチで60%(半分以上)ミスしないクラブを1本つくる
●ピンは狙わない
●カップは狙わない

と結構多くの必要条件がある。でも、よく見て。どれも、そんなに難しいことじゃないでしょ。ショットに関しては、なんならすでにクリアしてる人も多いんじゃない? もちろん100%成功しなくていい。ミスが出るのは当たり前だ。ただ、ミスの傾向がわからないと大ケガとなりビッグイニングになってしまう。それを防ぐ意味でも、自分のミスの傾向を把握しておくことは絶対条件だ。

あとは、ピンやカップを狙うことをやめればいいだけ。バンカー越えのアプローチなら、ピンどころかグリーンを狙わない選択もアリ。池越えのパー3も、ちょうどのクラブでグリーンを狙うのではなく、ミスしても絶対に池に入らない大きめのクラブを持つべきだ。ナイスショットしたらオーバーするけど、ミスして池に入るよりもナンボかいい。

というように、攻め方にちょっとしたコツはいるけど、ショットは本当に“そこそこ”でOK。なので、もっと気楽に練習したらいいよ。おそらく、大金持ちになるより、100倍簡単に目標をクリアできるはずだよ。


全員がチャンピオン! 二宮家

(左から)●慎堂(ボク)1983年生まれ。13、15年四国アマ優勝。HC+2。ベストスコア59 ●英二(父)1958年生まれ。90、95年四国アマ優勝。HC0。練習場経営 ●薫(母)1960年生まれ。94~97、01、03年四国女子アマ優勝。HC2。主婦 ●歌奈子(妹)1985年生まれ。07年四国女子アマ優勝。HC5

週刊ゴルフダイジェスト2019年9月3日号より