【人気連載アーカイブ】ミナセの小部屋Vol.4 「“クラブの重心点”を感じる」
1年で50Yも飛距離を伸ばした小澤美奈瀬が飛ばしの秘訣をお伝えする連載「ミナセの小部屋」。第4回のテーマは「クラブの重心点」について。スウィングリズムとクラブの重心点の関係性について教えてもらった。
PHOTO/Takanori Miki
こんにちは、小澤美奈瀬です。少しずつ飛距離は伸び始めましたか? 今回は、クラブスピードを上げるために意識してほしい“点”についてお話しします。
さっそくですが、ドライバーを「人差し指1本で支えろ」って言われたらどうしますか? ドライバーの総重量は約300gあり、メチャクチャ軽い物体というわけではありません。でも、誰でもカンタンに指1本で支えることができる“点”があるんです。
それが、わたしが上の写真で指1本で支えている場所。ここは“クラブ重心点”といわれるところです。では、今回のテーマであるスウィングリズムと、このクラブ重心点はどういう関係があるのでしょう。
みなさん、クラブを振り上げるとき、どこを動かそうとしますか? おそらく、ヘッドと答える人がほとんどでしょう。
もちろん、悪くはありませんが、それではいま以上にクラブを速く振り上げられません。実はスウィングの始動時に感じてほしいポイントが、さきほど説明した“クラブ重心点”なんです。
指1本で支えることができるということは、もっともバランスよくクラブを動かすことができる場所だということ。ヘッドではなく、この重心点を意識して指導すると、驚くほどスムーズに、かつ素早くクラブを上げることができます。
みなさんもさっそく試してみてください。あまりに速くクラブが動き出すので、きっとビックリするはずですよ!
スウィングリズムは高速“ワン・ツー”
Vol.5に続く
- 1年で50Yも飛距離を伸ばした小澤美奈瀬が飛ばしの秘訣をお伝えする連載「ミナセの小部屋」。第5回のテーマは「前傾角度の維持」について。体が伸び上がらずにボールを強く押し込むためには腹筋の使い方が重要なのだという。 PHOTO/Takanori Miki 小澤美奈瀬おざわみなせ。1992年生まれ、愛知県名古屋市出身。弊誌・美女ゴルフユニット『ゴルル』メンバー。現在、ミニツアーなどに参戦……
週刊ゴルフダイジェスト2019年6月25日号より