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愛息にアウトドライブされたから? タイガーがボールを「XS」から「X」にチェンジ

13歳の長男チャーリー君にアウトドライブされ、タイガーがボールを変えた?

「言いたくはないけれど、数週間前チャーリーが自分をアウトドライブしたのは事実」と認めたタイガー。本人のショットは会心の当たりではなかったというが、父を上回る「トマホーク級」の打球をチャーリー君が炸裂させ、勝負あり。

ただこれはあくまでも飛距離の話。スコアでは負けなかったが、「チャーリーが僕を負かすかどうかではなく、”それがいつか”が問題。必ずそのときはやってくるだろう」と父親の顔で語った。

飛距離を息子に抜かれたからではないだろうが、タイガーは11日に開催された「ザ・マッチ」でこれまで使用してきたブリヂストンゴルフのボール、ツアーB XSではなくツアーB Xを使い始めた。

XSはタイガーが開発にも携わったスピン性能に優れたボール。Xのほうがより飛距離に特化した設計になっているが、療養中に両方を打ち比べたタイガーは、自身がホストを務めた「ヒーローワールドチャレンジ」の練習日にXが風の影響をどの程度受けるかなどを入念にチェックしていた。

あいにく直前に足底筋膜炎で欠場を余儀なくされたが、「ザ・マッチ」にはXを投入。「ドライバーの飛距離は2打目持つクラブが1番手小さくて済むくらい出ている」とメーカーの担当者に語っている。

タイガーといえど我々アマチュアと同じ。本音は飛ばしたい。かつて飛距離のアドバンテージで世界をリードしてきただけにその思いはなおさらだ。

年末に47歳になるタイガーパパ。チャーリー君の壁になるためにも少しでも飛ぶボールで勝負したいのだろう。

ここ20年、柔らかいボールにこだわってきた彼が多少スピンは犠牲にしても飛ぶボールを選ぶ時代になった。とはいえ来年出場を予定しているメジャー、特にマスターズではショートゲームが勝負の鍵を握るため「またXSに戻す可能性が高い」とブリヂストン側は説明している。

いつか来る”そのとき”は近いかもしれない……(写真は2021年PNC選手権時のもの。PHOTO/Yasuhiro JJ Tanabe)

週刊ゴルフダイジェスト2023年1月3日号より