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【ギア選びのウソホント】Vol.116 「同じウェッジでも打ち方によってスピンの入りやすさが変わる」

「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説!

前回のお話はこちら

月刊ゴルフダイジェスト2023年1月号で”一番止まるウェッジを決める『S1グランプリ』”という企画があります。その企画内で56度相当のウェッジを32本試打しましたので、感じたことをお話しします。

一緒に試打したのは東京都葛飾区でPGSTというスタジオを主宰している堀口宜篤プロ。私たちは50ヤードを想定して打ったのですが、クラブによってスピン量に大きな違いがありました。

その要因は彼と私の打ち方の違いにあると思います。

彼のウェッジワークはフェース全面を使ってスピンをかける打ち方で、ドライバーなど他のクラブと同様、下半身リードで最後にクラブが動きます。ですが、私のウェッジの打ち方は逆で、まずヘッドが動き、遅れて腕、胸の順で動きます。

ちなみに、私の打ち方はTPIなどで主流になっている”フィネスショット“を実践しようとしています。どちらが良い、悪いということはないのですが、結果を見ると、一目瞭然。彼がよりスピンが入ったのはスウィングウェイトが軽いクラブで、私がよりスピンが入ったのはスウィングウェイトが重いクラブでした。

自分のウェッジワークがどちらかわかれば、自分に合ったクラブを選ぶことが可能ですよ。

堀越良和

ほりこしよしかず。週刊ゴルフダイジェストで試打レビューを続けて約四半世紀の「キング・オブ・試打」

週刊ゴルフダイジェスト2022年12月20日号より

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