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渋野、西郷、原英莉花…注目女子プロ7人のドライバー遍歴。飛ばせるヘッド&シャフトの組み合わせとは?

一般ゴルファーと変わらないヘッドスピードで、いとも簡単に240~250ヤード先のフェアウェイをとらえる女子プロたち。一体どんなドライバーを使っているのか? 注目選手のヘッド&シャフトの組み合わせを調べてみた!

PHOTO/Tadashi Anezaki、Hiroyuki Okazawa、Shinji Osawa、Hiroaki Arihara
※成績、スタッツは5月12日現在

西郷真央
「ST-X220」に変更して4勝

ジャンボ尾崎ゴルフアカデミーの1期生で、ジャンボ尾崎からは「せごどん」の愛称で呼ばれる。22年は8戦して、4勝を含むトップ10が7度と安定感抜群

ミズノ「ST-X 220」(10.5度)
×「ベンタス ブルー」(50・S)

2021年10月のマスターズGCレディースから「ST-X 220」を投入。その後、22年シーズンを含め14戦4勝。トップ10を逃したのが2回と驚異の結果。

<西郷真央のドライバー遍歴>

ヘッドシャフト
2020年~ミズノ ST200XスピーダーTR
2020年8月~ミズノ ST200Xスピーダーエボリューション7
2021年~ミズノ ST-Xベンタス ブルー
2021年10月~ミズノ ST-X 220ベンタス ブルー

高橋彩華
今年からクラブ契約フリー

テーラーメイド「ステルス」(9度)
×「スピーダーNX」(50・S)

「1Wは弾道の高さを気にする」という高橋。クラブをあまり替えないタイプだが、今年は契約フリーになり、いろいろ試した結果「ステルス」を選択。それでもシャフトは「スピーダーNX」を使い続ける。

<高橋彩華のドライバー遍歴>

ヘッドシャフト
2019年~ブリヂストン ツアーB XD-3スピーダーエボリューション7
2021年~ブリヂストン ツアーB XD-3スピーダーNX
2022年~テーラーメイド ステルススピーダーNX

畑岡奈紗
ゼクシオX×ベンタスレッドで米6勝目

「ここまで大きく変えたのは4年ぶりくらい」と語るように、ヘッドだけでなく、シャフトは日本未発売モデルに替えFWキープ率も74.9%から79.0%へ上昇

「ゼクシオX」(9.5度)
×「ベンタスレッド」(50・S)

オフに取り組んだスウィングのバージョンアップもあり、「クラブの進化に頼ってみてもいいのではないか」と思ってこのスペックに変更。

<畑岡奈紗のドライバー遍歴>

ヘッドシャフト
2019年~スリクソン Z785Miyazaki KIRI
2022年~ゼクシオXベンタスレッド

稲見萌寧
「スピーダーNX」投入も「ジ・アッタス」へ戻る

キャロウェイ「マーベリック サブゼロ」(10.5度)
×「ジ・アッタス」(50・S)

シーズン9勝と圧倒的な強さを誇った稲見の代名詞的スペック。22年は「スピーダーNX」にしたものの調子が上がらず、他のシャフトを試すなど試行錯誤中。

<稲見萌寧のドライバー遍歴>

ヘッドシャフト
2019年~キャロウェイ エピック フラッシュアッタス ジャック
2020年~キャロウェイ マーベリック サブゼロジ・アッタス

渋野日向子
ヘッドを替えないプロの代表格

高校1年でピンの『G30』を手にしてから『G』、『G 400 』、『G410 PLUS』と移行。『G425シリーズ』が発売された後も、『G410 PLUS』を使用。21年シーズンからはスウィング改造に伴い、ロフト角を1.5度立たせたがヘッドは替えず

ピン「G410 PLUS」(8度)
×「スピーダーNX」(50・S)

スウィング改造を機に、シャフトは『スピーダー NX』に変更。ヘッドは『G410 PLUS』のままだが、ロフト角を8度に変更

<渋野日向子のドライバー遍歴>

ヘッドシャフト
2019年~ピン G410 PLUSスピーダーエボリューションⅤ
2019年6月~ピン G410 PLUSスピーダーエボリューションⅥ
2021年~ピン G410 PLUSスピーダーNX

小祝さくら
20-21年の優勝は全部「PT」

スリクソン「ZX5」(9.5度)
×「ツアーAD PT」(50・S)

尊敬する上田桃子と同じシャフトで20-21年シーズンを戦った。22年は『ディアマナ ZF』に変更

<畑岡奈紗のドライバー遍歴>

ヘッドシャフト
2019年~スリクソン ZX785ディアマナ B
2020年~スリクソン ZX5ツアーAD PT
2022年~スリクソン ZX5ツアーAD ZF

原英莉花
22年からクラブ契約フリー

キャロウェイ「エピック スピード ◆◆◆」(9.5度)
×「ツアーAD IZ」(50・S)

20-21年シーズンにドライビングディスタンス1位を獲得した際はミズノ「ST-Xプロトタイプ」と「ツアーAD GP」の組み合わせ。今季から契約フリーとなり、ドライバーはキャロウェイ「エピック スピード ◆◆◆」を使用。

<原英莉花のドライバー遍歴>

ヘッドシャフト
2019年~ミズノプロ モデル-Eテンセイ CK オレンジ
2020年~ミズノ ST-X プロトタイプツアーAD GP
2022年~キャロウェイ エピックスピード ◆◆◆ツアーAD IZ

週刊ゴルフダイジェスト2022年5月31日号

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