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【プロスぺック】キークラブは「ローグST」「トラス」「ジューシー」契約フリー・堀琴音の14本

プロの14本のクラブセッティングと、それらのクラブを選んだプロのこだわりを紹介する連載「プロスペック」。今回は、昨年初優勝を挙げ、今季もすでに1勝を挙げている堀琴音のセッティングに注目。

PHOTO/JGMA(クラブ)、Shinji Osawa(人物)

堀琴音
ほりことね。1996年3月生まれ。徳島県出身。滝川第二高校を経て2014年プロ入り。2015年LPGA新人賞。プロ7年目の昨年ニッポンハムレディスでツアー初優勝。今季Tポイント×ENEOSで2勝目

昨年の初優勝に続き、今季3戦目も優勝、好調を持続している堀琴音はクラブ契約フリーで戦う選手のひとり。ブリヂストンの「ツアーB X-CB」アイアンと「XドライブGR」のユーティリティは5年以上使う伴侶のようなクラブ。対して、開幕から使うドライバーはキャロウェイの「ローグST」。ロフトは10.5度、ソールにトリプルダイヤのマークが入ったプロトタイプモデル。

このドライバーについて本人は、「ヘッド形状が私好みで、とても構えやすかったのが理由のひとつ。それとアゲンストの風で打ったときに、風に戻されない強い球が打てたのが大きかった」

今季のドライバースタッツは、平均飛距離が236.5ヤード、フェアウェイキープ率は79.8%の6位。昨年の229.1ヤード、72.3%からいずれも数字を伸ばし、持ち球のフェードにさらに磨きがかかっている。ドライバーの流れでスプーンも「ローグSTプロト」を使用。

ウェッジは群馬県のクラフトブランド、ジューシーの2本。代表の松吉宗之氏に聞くと、「浅地洋佑プロがジューシーウェッジを使ってツアー優勝した後、浅地プロのご紹介で2020年1月から使用いただいています。堀プロの51度と58度は『tTウェッジ』の『B』ソールタイプで、スピンとコントロール性能のバランスに長けた、シンプルなウェッジショットに合うモデルです。堀プロからは『このウェッジに替えてから2勝でき、使いやすくて最高です』との言葉をもらいました」。ちなみに51度は50度に調整して使用中。

パターは「トラス」のセンターシャフトタイプ。「昨年のダイキンオーキッドから使っています。ミスヒットしても真っすぐ転がってくれます」(堀)

ドライバー、ウェッジ、パター、この3つが堀の好調を支えるキークラブといっていいだろう。

ソールにトリプルダイヤのマークが入ったプロトタイプで、ソール前方にウェートが装着されている。シャフトはツアーADの「HD」。振り遅れにくく、振りやすさを追求したモデル

堀琴音の14本セッティング

週刊ゴルフダイジェスト2022年4月19日号より

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