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【プロスペック】『ローグST』投入で「飛距離が伸びて左右ブレも減」西村優菜の14本

プロの14本のクラブセッティングと、それらのクラブを選んだプロのこだわりを紹介する連載「プロスペック」。今回は、昨シーズン賞金ランク5位と躍動し、今季も好調をキープする西村優菜のセッティングに注目。

PHOTO/JGMA THANKS/ダイキンオーキッドレディス

西村優菜
にしむらゆな。2000年8月生まれ。大阪府出身。大阪商業大学高校を経て2020年プロ入り。2020-21年シーズン、ルーキーで4勝を挙げてJLPGA資生堂アネッサ ビューティー・オブ・ザ・イヤー特別賞を受賞

開幕戦のダイキンオーキッドは3位、2戦目の明治安田生命ヨコハマタイヤは7位タイ。2年目のシーズンも安定感は健在だ。そのプレーを支える最新の14本について、キャロウェイのツアーレップ・程塚さんに聞いた。

「ドライバーの『ローグ ST』は今季の開幕戦から使用しています。ボール初速が上がり、飛距離が3~5ヤード伸びました。『左右ブレも少なくてフェアウェイをとらえやすい』というのが本人の感想。調整は順調に進み、特別なカスタマイズはしていません。

3Wと5Wの『エピック スピード』は昨シーズンの途中に投入。『球を上げやすく、弾道も安定しています』と本人。7Wと9W、UTはデビューから替えていません。この3本で155~185ヤードをカバーしています」

アイアンは昨シーズン中に新しい『Xフォージド スター』に替えた。

「西村プロは、構えたときの見た目がシャープなアイアンが好み。『地面から球を拾いやすく、安心感があってやさしく感じる』と話していました。『JAWS』ウェッジは開幕戦は50度と58度の2本で臨みましたが、試合によっては54度を追加するケースもあります」

最後にパターとボール選びについて。

「『トライ ホット』のDOUBLE WIDEは開幕戦からの投入。構えた際にとても安心感があって、打ち急ぐことなくリズムよくストロークできると選びました。距離感も自分のイメージに合っているようです。

新しい『クロムソフトX』も開幕戦から。飛距離・スピン・打感がバランスいいと気に入っています。(3本ラインの)トリプルトラックは『とくにショートパット時に助けられています』とのこと」

ドライバーの『ローグ ST』はソールに3つのダイヤマークが入っているプロトタイプ。シャフトは素直な振りやすさで女子プロに人気の『スピーダーNX』(50・SR)
アイアンのシャフトは前作のXフォージドから変わらずフジクラの『MCI』。顔はシャープで、打つと球を拾いやすくてやさしいアイアンが好み

西村優菜の14本セッティング

週刊ゴルフダイジェスト2022年4月5日号より

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