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【ギアプロファイリング】どっちで飛ばす? びっくりするほど曲がらない2つの「RMX VD」

最新ドライバーは初速が速く、飛距離が出る。だが、どんなに飛んだとしても、曲がってしまえば林やOB。スライスや引っかけとは無縁のドライバーがあれば……。そんなゴルファーの強い味方が、飛んで曲がらないヤマハ「RMX VD」ドライバーだ!

PHOTO/Tomoya Nomura、Hiroaki Arihara THANKS/ゴルフ倶楽部成田ハイツリー

試打・解説/鈴木悠介

2016年プロテスト合格。試合に出場しながらインドアスタジオ「千葉銀座CC」でレッスンも行う。千葉学芸高校出身

飛距離性能だけでなく直進安定性が抜群

慣性モーメントのルール上限5900g・㎠に迫る5820g・㎠の値を持つ「RMX VD59」ドライバーと、契約プロがこぞって使用する「RMX VD」ドライバー。

「VD」とは「Vector(向き)」「Direction(方向)」の頭文字からきており、直進安定性を追求したモデルだ。

「投影面積の大きい『VD59』と上級者好みのスッキリした顔の『VD』。見た目は大きく違いますが、どちらもとにかく直進性が高い。『VD59』はヘッドが真っすぐにしか動かないほど。球も上がりやすく、曲がらないので飛距離が伸びる。『VD』は見た目と打感や打音は上級者好みのテイストでありながら、打つと誰でも扱えるやさしさがあります。『VD59』より操作性もあり、狙った方向に打ち出しやすい。両モデルともに可変ウェイトがついていて、慣性モーメントを減らすことなく重心角を調整することができる。つまり直進性能はそのままに、球のつかまり具合を変えることができるので、自分に最適な“真っすぐ”の球が必ず打てるようになっています」(鈴木プロ)

RMX VD59

◎ロフト角/9.5度(±1)、10.5度(±1) ◎シャフト/Diamana YR(S、SR、R)、Diamana PD 50(S) ◎長さ/45.5インチ ◎重さ/299g(Diamana YR・S)

誰が打っても曲がらない
とにかく真っすぐ一直線

「直進性が高く、ひたすら真っすぐ飛んでいく。グースネックで球をつかまえるイメージが出ているのに、いい意味でヘッドが返りにくいので引っかけも出ない。高さも出るのでやさしい」

RMX VD

◎ロフト角/9.5度(±1)、10.5度(±1) ◎シャフト/ Diamana PD 50(S)、SPEEDER NX 50(S)、TOUR AD UB-5(S) ◎長さ/45.5インチ ◎重さ/302g(Diamana PD 50・S)

プロ好みの顔と打感に
高い直進性をプラス
「『VD59』とはまったく違う、アスリートや上級者が好むシャープな小顔で打感や打音もマイルド。操作性も持ち合わせ、狙ったところに打ち出すことができ、強い球で真っすぐ飛んでいく」

可変ウェイトで
つかまり具合をコントロール

20gのウェイトを動かすことで「RMX VD 59」は30.5~36.5度、「RMX VD」は26.5~31度に重心角を変えられ、つかまり具合を調整できる「RMX VDウェイトシステム」。どのポジションに設定しても慣性モーメントが変化しない他に類を見ない構造で曲がりにくさは変わらない

週刊ゴルフダイジェスト3月22日号より