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【ギア選びのウソホント】Vol.71 ロフトやライ角を変えると「重心位置」も変化する?

「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説!

前回のお話はこちら

以前「カチャカチャ」やウェート調整機能を全通り試したことがあり、その際に感じた注意点をお話しします。ウェート調整機能で配置を変えると重心が移動するのはご存じの方は多いと思いますが、実はカチャカチャでロフト角やライ角を変えるだけでも重心は移動するのです。もちろん、ウェート調整機能の変化に比べれば微々たるもので、ほんの1ミリかもしれませんが、それでも確実に重心は移動します。

ロフト角でいえば、たとえば10度を9.25度に立たせると重心は高くなり、逆に10度を10.75度に寝かせると低重心になります。この重心移動によりつかまり具合やスピン量に影響が出ます。また、ライ角はホーゼルを軸に変えるので、アップライトにすると重心が手元に近づきながら高くなり、フラットにすると遠ざかりながら低くなります。手元からの距離が変わるということは、重量バランスや振り心地に影響します。ヘッドスピードが上がるとか下がるとかのレベルではありませんが、フェースローテーションのしやすさは確実に変わります。繰り返しになりますが、わずか1ミリくらいの移動でも重心が変わるというのはさまざまな影響を及ぼします。カチャカチャ機能を使用する際は、その点も考慮したうえで調整してみてください。

ロフトやライ角によって重心位置も変化するということを覚えておきましょう

堀越良和

ほりこしよしかず。週刊ゴルフダイジェストで試打レビューを続けて約四半世紀の「キング・オブ・試打」

週刊ゴルフダイジェスト2022年1月25日号より